長い読書

79件の記録
- こばこ@chek_honda2025年5月16日読み始めた本が読めないときにも開ける本だと思う。 読めないときに無理して読まなくて良いのは大前提として、文字が滑ったり他の考えに捉われて内容が頭に入って来なくても、この本は黙して語らず、ただいつか読まれるのを待っているという感じがする。
- かにまる@kanimaruko2025年5月8日読み終わった「人はこれから先に時間があると思うから、本を買うのであって、今後の人生において時間がないのであれば、人は本を買わない、ということだ。」 うまくいかなかったり、漠然とした不安に襲われたり、この先どうなるんだろうとボーっと考えてしまう時でも本を買って積み続けてしまうということは、それでも自分には明日があると思っているからだろう。
- hikari@taiyoudaisuki2025年4月14日読み終わった@ KAEDE LIFE COFFEE by bistroPAIR*41冊目* 25.04.11-14 ・ 表紙カバーがとっても美しいし、帯まで綺麗。 カバーはクリムト。 表紙画(本体)もとってもおしゃれなので、必ずチェックして欲しいです。 ひとり出版社(夏葉社)をされている島田潤一郎さんのエッセイ。 特に下記について書かれている章が、私は心に残りました。 「人はこれから先に時間があると思うから、本を買う」 「文章を書くことは決していいことばかりではないだろう」 文章ではなく文体が好き、好きな作家の文体を読むことが心地いいと あって、この感覚とっても共感できました。 私は江國香織さん、川上弘美さんの文体がとっても好きで、話の内容はふわっとしていてよくわからないけれど、ぼんやりとした表現・雰囲気とか、ゆったり時間が流れている感じとか読んでいて心地いいなと感じます。 いろんな方の本を読みますが、この二人の本は定期的に読みます。 『アルバイトの秋くん』の章では、島田さんが初めて雇われた、編集者を目指す秋(しゅう)さんについて書かれています。 3ヶ月ほど前に、この秋さんが出版されている『夏葉社日記』にたくさん島田さんのことが書かれているのですが、島田さんの考えられていたことが読めて感動。素敵なおふたり。
- Sasao@86bunko2025年4月10日読み終わった楽しく読み終えました。自分はnoteでエッセイを書いているので、島田さんの”無二の散文集”に共感を覚え、よく学びました。サイン入りの著書で読了。写真は、最近の読了本です。
- ak@akihisa12102025年3月10日かつて読んだ次の話のタイトルが見える度に、エッセイってここで終わってもいいんだ、と思う(誰かがOKとかNGとか言うものではない)。こういう文章を書けるようになりたい。
- あんどん書房@andn2025年1月29日読み終わったみすずの本を通読できたのは2冊目ぐらいかもしれない。 精興社書体がすごく馴染んでいる。 読んだあと、色々と長い読書に挑戦したくなる本だった。 「それはいいかえれば、近くのことがなにも見えなかったから、遠くのものを目を凝らして見つめた、そんな日々だったのだと思う」(P250) 本を読むことをただただ称揚する訳でもなく、かといって近くのものが見えなかったことに対する後悔でもない。 本書全体を通しても、「読書はとにかく良いものですよ」というようなメッセージがはっきりと書かれているわけではなかったと思う。書かれていたのは、折々でそのとき読むべきだった本に出会い、読んできたという著者の姿だ。そこが本書に独特の静謐さのようなものをもたらしている部分なのではないだろうか。 本文書体:精興社書体 装丁:尾方邦雄 カバー画:グスタフ・クリムト《シェーンブルン庭園風景》