
ハム
@unia
2025年4月27日

読み終わった
橘玲さんの著作はけっこう好きでよく読んでいる。
リバタリアンに対して浅い理解しかなかったのでなんでリバタリアンなのにベーシックインカムみたいな制度に賛成しているか不思議に思っていたが、結果的に政府の介入の最小化やポジショントーク的な文脈もあったのだとよくわかった。
日本だとリベラルもリバタリアンも一緒くたにされがちだから著名な起業家たちを例にした説明は理解しやすい。
本書のテーマである「テクノ・リバタリアン」を通して見た未来はやはり最近の流行でもあるのかディストピア寄りな思想と相性が良くて、ぱっと見すごい不安を煽る感じになりがちなんだよなぁ。
この本でもCOSTやQVについて触れていたけど、良いアイデア自体はけっこうあるのにそれを実装するのにまた議論や時間を要するのが人間の良いところでも悪いところでもあるよね。