
こちゃん
@nagashi-
日本は、人の出入りが活発でない流動性の低い社会の中で文化を醸成してきた。その文化はときに「ムラ社会」的とも呼ばれる。あとで詳しくみるが、僕たちはまだ思ってる以上に「ムラ社会」を生きている。

こちゃん
@nagashi-
渡邊によれば、日本は「社会性原理」、アメリカは「経済性原理」によって教育が組み立てられているという。
社会性原理は、「社会秩序を成り立たせる道徳心を、他者との共感を通じて養うこと」を重視する。
経済性原理は、「比較検討し最も早く確実な手段を選択し目的を達成すること」を重視する。
結論からいえば、僕たちの抱える「弱さ」と「強いビジネスパーソン」とのギャップはこの教育システムの違いに明確に表れている。

こちゃん
@nagashi-
アメリカの教育では、「因果関係は細分化することで理解可能・コントロール可能」と考えられ、日本では、「因果関係は複雑すぎて理解不能・コントロール不可能」と考えられている。
だから、アメリカでは未来に目的を設け、現在の最適な手段を選ぶという「未来からの逆算」思考が主流だ。一方、日本では、「どのようになったか」という、時系列がそのままの「順算」の流れね笑世界を捉える視点が、こちらも歴史教育と国語の感想文の両方に共通している。
時間の流れが逆なのだ。

こちゃん
@nagashi-
「時間ができると『何か役に立つことに使わなければ』と考えてしまい、しんどいです」
彼の声を、もう一度思い出す。しょうがない。僕たちは、未来からの逆算に文化レベルで慣れてないのだ。