
こちゃん
@nagashi-
学術界で非常に有名なある教授は、いつも学生にこう言っている。
「大丈夫、一度で完璧な論文を提出する必要なんてないんだよ」
彼はアメリカの有名校で教職をとっている。
なぜトップレベルの優秀な学生たちにわざわざそんなことを言うのか、尋ねてみると、彼は笑って答えた。
「僕も以前は、自分の極限までやりきったものしか人に見せたくなかったんだ。
でも信じてほしい。完壁を求めていたら、何も提出できなくなるだけだよ」
教授のこの言葉は、自分たちをある種の檻から解放してくれたと、学生たちは言う。
それどころか、修正と改善を繰り返していくプロセスのなかで大いに進歩し、新たな可能性がひらけていくそうだ。
言ってみれば、完璧なんてたんなる幻想にすぎないのかもしれない。

こちゃん
@nagashi-
未知の恐れと向き合うときも同じだ。
最悪の状況を書き出してみて、それがあなたにどんな影響を与えるか、どう対処すべきかを考える。
それから、最高の状況を書き出してみよう。
書いたことをすべて見直せば、きっとそのなかに祝福を見出せるはずだ。

こちゃん
@nagashi-
私は何百通もの履歴書を提出してきたが、すべて海の底に沈んでいったし、2年のあいだに全身全霊をかけて書きあげた数々のプロモーション企画は、ほとんど採用されなかった。
クライアント獲得のために懸命に戦略を練っても、先方は私とパートナーになることを選ばなかった。
つまり、どれだけがんばって確率を下げようとも、失敗は避けられないのだ。

こちゃん
@nagashi-
最良のマインドセットは、「完璧を求めない。進歩だけ求める」だ。
間違いや、時間をかけること、何度も挑戦することを自分に許し、できないことばかりに目を向けるのではなく、どれだけ進歩したかというほうに目を向けてみよう。

こちゃん
@nagashi-
ミスや失敗も人生の一部として受け入れるというほうが、健康的な考え方なのかもしれない。
そこまで大喜びする必要はないが、失敗は悪いことばかりではない。
失敗したときに挫折を感じたり、落ち込んだり、自信をなくしたりするのは当然のことだ。
こうしたネガティブな感覚は、すべてショックと向き合ったときに起こる、ただの「反応」にすぎないことを知ってほしいと、日本の精神科医、水島広子は言う。
これはあなたという個人が傷ついた「結果」ではなく、ただあなたがショックを受けたという事実にすぎない。そんなときは自分に「必ず道はあるはずだ」と言い聞かせてほしい。