爆弾の続編。 史上最悪の爆弾魔が囚われたこと、そのことによって新たな悪が生まれる······。 ⁡ スズキタゴサクの裁判中に銃を持ったテロリストが法廷を占拠！どんな展開になっていくのか気になりすぎて読み続けてしまった。 恵まれない環境で育ち、そこから抜け出そうと努力するも苦しい生活は変わらない。ならば、いっそうのこと悪に徹してみようと思い立つ柴崎。 柴崎は、スズキタゴサクの作った爆弾で父を失っている。しかし、柴崎にとっては父は憎む対象。法廷を占拠した理由はスズキタゴサクへの復讐ではない？だとすると理由は？ 共犯者は何を考え、そしてスズキタゴサクは今後どうなる？ ⁡ ⁡ ⁡ スズキタゴサクの頭のキレの良さだったり、警察官の登場人物が魅力的。倖田·伊勢の描写も良かったし、高東の人間臭さや類家のミステリアスな部分に惹かれる。 今後のタゴサクと類家の勝負、そして高東が作るチームも気になる。 ⁡ ⁡ ⁡