素潜り旬 "江代充詩集" 2025年5月3日

江代充詩集
最近読んだ日記でよかったのは、江代充『白V字 セルの小径』収録の「ドラセナ 七つの日記」で、この詩集全体が「わたし」の写生の日記的なところがあるのだけれど、この詩篇だけ「日記」の名をあたえられて、つまりは日付を記されて、連続する記憶の近景が明るく馴染んだ場所へと適切な歩幅で導く。いま日記を書くならこれしかない。やってみようかな。ちなみにこの詩集、最後二行でおもわず立ち上がりかけたほどの詩が「材木置場のエリ」で、たぶん風のせいだったりとかするのだろうけど「わたし」の行動から視線へのモンタージュの先に《それらのもの/すべてが鳴っていた》ってのはもう霊性だ。
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