
記憶の本棚
@kioku-no-hondana
2025年5月6日

オリジン 上
ダン・ブラウン,
越前敏弥
読み終わった
「ラングドンシリーズ」は『天使と悪魔』『ダ・ヴィンチ・コード』『ロスト・シンボル』『インフェルノ』に続き、本作『オリジン』が5作目となる。
大好きなシリーズなので、大切に味わいながらちまちま読む!
以下は読み進めるにあたって気になって調べたこと。知らないことがたくさんだぁ𓂃𓈒𓐍︎
シナゴーグ:日本人にはあまりなじみがないシナゴーグ(ユダヤ教の教会)ですが、ヨーロッパの街には地元のユダヤ人たちの祈りの場であるシナゴーグがたくさんあります。
中でもハンガリーの首都ブダペストにはヨーロッパ最大で、世界でも3番目の規模を誇る巨大かつ豪華な内装のシナゴーグがあり、観光客でも見学することが可能です。
中央祭壇のカーテンの向こうには聖典「トーラー(旧約聖書の最初の五書)」の巻物が収められています。ここにはナチスの攻撃によって破壊されたシナゴーグから集められたトーラーも一緒に収められています。
堂内のいたるところにユダヤ教のシンボルであるダヴィデの星が見られます。説教壇の天蓋やステンドグラス。そしてシャンデリアを真下から見ると、そこにもダヴィデの星が。
イヴ・クライン:「青」の神秘的なエネルギーに惹かれ、「インターナショナル・クライン・ブルー(IKB)」と呼ばれる青色を自ら作り出したことでも有名です。フランスのニースに生まれたクラインは、少年時代に見ていた地中海や空の紺碧から影響を受けたと言われています。さらに18歳で薔薇十字団に入って神秘思想を得たことで、色の持つ神秘的な力に惹かれていきました。
ジーザスフィッシュ:キリスト教信者を表現するもの。アメリカでは、結構頻繁に目にする。
イクトゥスと呼ばれる初期のキリスト教の隠れシンボルだったとも言われる。
ダーウィンフィッシュ:反キリスト教派のシンボル。ジーザスフィッシュのお魚に足をはやし、進化論を支持するのがDarwinフィッシュ(ダーウィンフィッシュ)。
サイエントロジー:アメリカの作家L・ロン・ハバードが考案した一連の信条と実践、および関連する運動である。カルト・ビジネス・新宗教運動など、さまざまな定義がある。最新の国勢調査によると、アメリカには約2万5,000人、イギリスには約2,300人、カナダとオーストラリアにはそれぞれ約1,700人の信奉者がいる。
エリュシオンの野:ギリシャ神話に登場する楽園であり、神々に愛された英雄たちの魂が暮らすとされる場所。別名、「楽園の島」や「幸福(者)の島」とも呼ばれる。
