
雨の夜
@asatoyoru
2025年5月4日

夢のなかの夢
アントニオ・タブッキ,
アントーニョ・タブッキ,
和田忠彦
読み終わった
「ファウヌスは葦笛を吹きはじめた。それこそドビュッシーが作りたい願っていた曲だった(略)そしもうひとりの妖精が軽やかにダンスのステップをふみながらドビュッシーの横にやってきて、彼の下腹部を愛撫しはじめた。午後になっていた。時は動かなかった」
ドビュッシーはニジンスキーの踊りを冒涜と断定したらしい。それを聞いてもディアギレフとニジンスキーは「牧神の午後」を再演した。
この夢の中でニジンスキーはファウヌスとしてドビュッシーを眺めていたような気がしてならない。





