
駄駄野
@enmr310
2025年5月6日

読み終わった
『君主論』のマキアヴェッリと彼の祖国フィレンツェ共和国の隆盛、終焉を並行するようにして書いた作品。マキャベリズムという言葉はあまり良い印象を持って聞こえ無いが、本作で読み取るマキアヴェッリの人物像は「仕事人間」もっと俗的な言葉で言うなら「仕事バカ」「国政オタク」といったところか。
16世紀のイタリアの外交、取り巻く状況が妙に昨今の日本を思わせる。歴史とは過去の悲惨を回避するために学ぶものなのだろうけど、それでも繰り返してしまうものなのだろう。