冷やしトマト
@tomato_hiehie
2025年5月8日
物語ラテン・アメリカの歴史
増田義郎
読み終わった
抑圧と独立の歴史を持つラテンアメリカ。文明の制圧から, 革命によるブームの到来までを一気に走り抜ける。目紛しい支配体制の中で, そこに生きる人々の変化を考える。副題の通り, ラテンアメリカの今後の動向も気になる一冊だった。
冷やしトマト
@tomato_hiehie
岩波現代文庫『ラテンアメリカ五〇〇年』と比較してみる。本著ではどちらかというと体型的に歴史を辿る側面が強い。その中でも諸外国との情勢も交えていくため, 外国からの干渉の移り変わりが分かりやすい。クリオーヨのもつ役割も詳しく触れている。巻末に年表と単語集もあるのもポイント。
冷やしトマト
@tomato_hiehie
『ラテンアメリカ五〇〇年』ではインディオの抑圧や教会の役割など生活に根差した観点が多い。著者のフィールドワークによる独自の観点は文学作品を読む上でもためになった。欲を言うとどちらも読んでほしい！読む順番は体型的に歴史を学ぶなら中公から, 文化的な側面が中心なら岩波から…かなぁ
