
talia
@talia0v0
2025年5月2日

民主主義
文部省
読み終わった
1948年(昭和23年)、GHQの指示に基づいて文部省が発刊した中高生向けの教科書を読みました。
良書だと思いました。
良書だからこそ、今の日本の民主主義の体制やGHQの指揮を取っていたアメリカの現状を思って胸を痛む部分がある。と同時に、50年以上経った今だからわかる当時の記述の瑕疵なんかもあって、歴史的資料としても面白く読みました(こんな小っ恥ずかしい書き方をするのは正直初めてです)。
もの〜〜〜すごく欲をいえば、本書について1953年で教科書採用をやめてしまわずに少しずつ記述をアップデートしながら教科書、もしくは課題図書として引き継げばよかったのにと思います。
ただ、この400ページを越える当代の民主主義制度や発達の歴史の全てを改訂しながら発行するということは相当なコストがかかるということも理解します。おそらく敗戦後、それこそ日本の主要機関が更地になったような状態でGHQという外部からの圧力があったからこそ実現できたことだったのでしょう。
とはいえ、このまま歴史的資料として埃を被ったままというのはいささかもったいない気がします。
この本を読んで、自分がいかに日本史、世界の歴史や社会情勢に無頓着であったかを痛感しました。そしてその無知を踏まえた上で、この本についてもっといろんな人の評価が知りたいと思いました。……というわけで、ブログを書きました!すごい宣伝みたくなっちゃった……恥!!
以下です。民主主義についてみんなでやいのやいの言えると良いなの気持ちで書きました。
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