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@talia0v0
  • 2025年5月24日
    マーダーボット・ダイアリー 上
    マーダーボット・ダイアリー 上
    今月中に読み終わってドラマを見始めたい。 まだ最初の一割程度をのろのろ読んでるのですが、惑星に先についてるはずの隊員から連絡が全く無い、機材や衛星通信の不具合も相次いでとても嫌な予感がする。引き返した方がいいのに隊員は引き返す選択をせず、過去の契約を省みても「慎重になりすぎてほしいところです。」と不穏な予感がしまくってるのに章を締める最後の文が「次の当直まで四時間あったので、スタンバイ状態にはいってダウンロードずみの娯楽データに耽溺しました。」なのふふっで笑ってしまった。それとこれは別。
  • 2025年5月24日
    言葉を失ったあとで
    言葉を失ったあとで
    ようやく!結構ゆっくりめに読んでました。 アディクション・DVの第一人者信田さよ子さんと、沖縄で若い女性の調査を続ける教育学者上間陽子さんの対談集。(書籍説明文より) これより前に上間さんの『裸足で逃げる』『海をあげる』を読んでいました。二冊については、沖縄で起きている搾取の構造とその具体について、本土で生まれ育った私がセンセーショナルな感嘆と共に述べるのは結構傲慢なのでは(この考え自体が傲慢かもしれませんが)…と思って感想が書けなかったのですが、本書はプロフェッショナル二人の傾聴に関する対談、というニュアンスで読むことができました。 ちなみに信田さんの本を読むのはこちらが初めてです。 上間さんの本を読んでいて印象的だったのが、支援対象の女の子達のためなら何でもやること(仲介者の男性にご飯をふるまったり、DVパートナーに「○○ちゃんを殴らないでくれてありがとう」と手紙を書いたりする)なんですけど、信田さんも結構その辺の(私から見た)懐柔術が凄まじくて、「精神科医の男性はまずネクタイ褒めといたら良い気になる」「褒めることでしか彼ら(加害者プログラムの参加者)はオープンにならない」と仰ってて、最前線で働く人のなりふり構ってられなさと精神の強靭さを思い知るばかりでした。 あと「読んでる」の投稿でも書いたのですが同業者の名指し批判が凄くて(特に信田さん)、渡辺淳一の晩年の作品を「リアリティゼロ」「女性ファンタジー」と述べた後で(間に別の話題が挟まるので直後では無い)、男性の当事者研究者の名前を出しつつ「男性が自らの性を語るというとき、渡辺淳一になっちゃう」「定形化した、貧困なストーリー」と述べてて「言って良いんかそんなこと…」とちょっと(わくわくしながら)読んで思いました。 ちなみに私はこれを機にWikipediaで失楽園のあらすじを読んで震えました。あれ映画になってなかった????? こんなのが感想で良いのか…? 信田さんの本は改めて読んでみたいと思ったのと、アマルティア・センのケイパビリティの縮減(「選択肢が十五ある人と三つしかない人について“同じ選択をした”と言って良いのか」)が気になりました🙌
  • 2025年5月17日
    言葉を失ったあとで
    言葉を失ったあとで
    今月の読書会の本です。第五章に突入。 渡辺淳一の晩年作品と女性ファンタジーの話があって、失楽園のあらすじをwikiで読んだら怖すぎて声にならない悲鳴が出ちゃった…🫠
  • 2025年5月14日
    ニシハラさんのわかりにくい恋
    LINEマンガで。おもしろかったです。
  • 2025年5月2日
    民主主義
    民主主義
    1948年(昭和23年)、GHQの指示に基づいて文部省が発刊した中高生向けの教科書を読みました。 良書だと思いました。 良書だからこそ、今の日本の民主主義の体制やGHQの指揮を取っていたアメリカの現状を思って胸を痛む部分がある。と同時に、50年以上経った今だからわかる当時の記述の瑕疵なんかもあって、歴史的資料としても面白く読みました(こんな小っ恥ずかしい書き方をするのは正直初めてです)。 もの〜〜〜すごく欲をいえば、本書について1953年で教科書採用をやめてしまわずに少しずつ記述をアップデートしながら教科書、もしくは課題図書として引き継げばよかったのにと思います。 ただ、この400ページを越える当代の民主主義制度や発達の歴史の全てを改訂しながら発行するということは相当なコストがかかるということも理解します。おそらく敗戦後、それこそ日本の主要機関が更地になったような状態でGHQという外部からの圧力があったからこそ実現できたことだったのでしょう。 とはいえ、このまま歴史的資料として埃を被ったままというのはいささかもったいない気がします。 この本を読んで、自分がいかに日本史、世界の歴史や社会情勢に無頓着であったかを痛感しました。そしてその無知を踏まえた上で、この本についてもっといろんな人の評価が知りたいと思いました。……というわけで、ブログを書きました!すごい宣伝みたくなっちゃった……恥!! 以下です。民主主義についてみんなでやいのやいの言えると良いなの気持ちで書きました。 よかったらこちらも読んでくださいませ。 https://talia0v0.hatenablog.com/entry/2025/05/17/150607
  • 2025年5月1日
    HER(Feelコミックス)
    HER(Feelコミックス)
    久しぶりに読んで「やっぱ好きだな〜」となりました。 自分の中にあるフェミニズムの価値観の礎を作ってくれたもののひとつだと思う。
  • 2025年4月30日
    女性たちの保守運動
    朝日新聞の有料記事でインタビューを受けてるのを読んで、とても勉強になる本だったのを思い出しました。 日本の保守運動の成り立ちから始まり、そこに連なる女性たちの保守運動の始まりと草の根運動の様子、そしてあくまでサブ/男性のサポートしか求められないながら「主体性を持って活動している」と自負する両義性などが丁寧に記されています。 戦前〜戦後の保守運動の歴史、そこで挙げられる団体(英霊にこたえる会〜日本会議)の活動内容、女性たちによる保守の草の根運動やその実態のインタビューなと、細やかなデータがとても読みやすい本です。 3年ほど続けてる(❣️)読書会で初めて読んだ本で、一番丁寧なつくりな本だったと思っています(当者比)。 博論を元にしてるからちょっと難しいかもだけど、おすすめの本です!!
  • 2025年4月20日
    スーパーマン・スマッシュ・ザ・クラン
    スーパーマン・スマッシュ・ザ・クラン
    SNSて見かけて気になって読んだこちらのスーパーマン、とても良かったです! チャイナタウンからメトロポリスに引っ越してきた中国系アメリカ人の兄妹が主人公というのがまずワクワクするし、三枚目を見ればわかる通り今回の悪役はまるでKKKな白人至上主義組織。 移民としてアメリカ社会に馴染みたい兄妹の葛藤と、地球に降り立った異星人として人間と馴染みたいスーパーマンの葛藤を重ねているのがとても読み応えありました。 メインの漫画はもちろんですが、巻末原作者ジーン・ルエン・ヤン氏のコメントにもぜひ目を通していただきたいです。スーパーマンが差別主義者と戦うことが、ポリコレでも時流でもなく、いかに彼の存在意義とマッチしているかがわかります。
  • 2025年4月19日
    民主主義
    民主主義
    読書会のために今週中に読まなければならないのですがフォントが地味に読みづらい。内容は良いです。
  • 2025年4月14日
    ナチュラルボーンチキン
    ナチュラルボーンチキン
    す〜〜〜ごく良かった。 気になる人は活字としても朗読としても試し読み(/聞き)ができるらしいので試してください。嫌な感じがなかったらそのまま五分くらい自分のルーティンの中に組み込んでほしいです。なろう的なお題にすると『45歳事務職がホスクラ通いの20代同僚に出会ったら人生変わった!』です。 https://web.kawade.co.jp/tameshiyomi/103024/ 退屈な人生、変わらないルーティンを愛する浜野さんが平木直(ひらきなおり)と出会うことで文字通り人生がガラリと変わる物語なのですが、代わるきっかけが平木さん単体に依存するわけでもなく、変化というのも人生が壊されたり革命のようなものが起きるわけでなく、むしろ浜野さんは紆余曲折あって今のルーティン生活を愛しているのですが、40代になってこんな変化があるかもしれないのなら、人生ってもっと明るくて、楽しくて、楽しみなものじゃん!という希望を胸に抱かせてくれる物語でした。 作者金原ひとみさんが帯にも書いてる「この物語は、中年版『君たちはどう生きるか』です。」の言葉がしっくりくる。というかなんで、この世には中年女性の表象がまだまだ少ないんだよ。と思う人にぜひ読んでほしい本です。「私だ!」てなる部分が少なからずあると思う。 聞き終わった勢いで書いてしまった…なんか改めて書きたい気もするけどひとまずは以上です。 金原ひとみさんの他作品を読みたくなりました。おすすめ!
  • 2025年4月12日
    ナチュラルボーンチキン
    ナチュラルボーンチキン
    Audibleで聞いてます。 日笠さんの朗読がめちゃくちゃ良い。 浜野さんと平木さんのキャラの読み分けが素晴らしいです。
  • 2025年4月11日
    DTOPIA
    DTOPIA
    デートピアという名前ではあるがデートピアが本題ではないと読み終えるまで気付けなかった。 以下ネタバレです。 物語は(デートピアのエンタメ的な結末は序盤の方で明かされるにもかかわらず)、読者を突き放したような中間地点で終わりを告げる。それはまるで彼らの物語がこれからも続いていくと暗にも明にも示しているよう。 「若気の至り」とするにはショッキング過ぎやしないかというエピソードがカラッとした口調で語られ、クィアとミックスルーツの“属せなさ”、クィアでもミックスルーツでもないマジョリティの“属させなさ”に鋭く切り込んだ後で、「まぁそれでも私たちは存在しているし、生きていくんで」と言いたげに物語を去っていく登場人物たち。あの砂浜に取り残された、“いらない”と判断された宝物は私たち読者ではないかと思うほどあっさりした終わり方だった。 レイシズムやナショナリズム、エスニシティについて語るとき「日本人は自分たちがマイノリティであるアジア人ではなくまるで白人の一部のような考え方をする」と批判されることがある。序盤「白人たちの懺悔ショーであれば今まで通り白人ばかりが中心にいても問題視されない」という一文を読んだ時、無性にそわそわしてしまって、自覚して意識していたはずなのにまだまだ内面化しているものがあると気付かされたような気まずさを感じた。
  • 2025年4月9日
    解像度を上げる
    職場の課題図書で読みました。ビジネス本をあまり読まないので、太字ハイライトがたくさんあって読みにくかった…。 順当なハウツー本だなという感想ですが、ふとしたコメントや引用がリベラルな感じで好感が持てました。 例えば「複雑なシステムとしての社会の理解を諦めて、社会を単純化して理解してしまうと」陰謀論などにハマりやすいということが二回も書かれていたり、気候変動に対するアプローチがグッドプラクティスとして書かれていたり。最後の方には「地球は先祖から受け継いでいるのではない、子供から借りたものだ」というネイティブアメリカンの格言を引用して『将来世代の視座に立って「あるべき姿」を考える』ことを示唆してました。 ただビジネスとして成功した人の例でイーロン・マスクやAmazonのジェフ・ベゾスを引用されると「確かにビジネスでは成功しましたけどね…」みたいにモヤる部分もある。 ちなみに著者のブログを読むと結構左派っぽい内容を書いてられるので、2022年発刊から今何を思ってるのかはちょっと聞いてみたい気もする。 https://blog.takaumada.com/entry/startup-for-freedom
  • 2025年4月6日
    DTOPIA
    DTOPIA
    思ったより薄くて今週中に読めそう。 2024年11月の発刊ですが映画『バービー』や『関心領域』、パリオリンピックについてのシニカルなコメントが入っておりネタの仕入速度の尋常じゃない速さにびっくりするなどしている。
  • 2025年3月29日
    オタク文化とフェミニズム
    SNSで見かけて気になって読んだ本でした。 色々書いてしまいますが読んで良かったし、こういうオタク文化について説明される本はもっとたくさん発刊されてほしいです。 何を隠そう私もオタクだしフェミニストなので、タイトルからして気になって仕方がない…!という感じでしたが私が自称する『オタク』とはちょっと違う『オタク』の話だな〜と思いながら読みました。 例えばこの本で書かれる『オタク』とは主に3次元や2.5次元アイドルを推す『推し活』をするオタクについて書かれているが、同人活動をするオタクやアニメ・漫画が好きなオタクやゲームオタクなどは(同じぐらいの人口がいると想定して書いてるけど)取り上げられていない。もちろんみんなキッパリと線引いてカテゴライズされるものではなくグラデーションの中で活動をしているオタクがほとんどだと思うものの、タイトルは『オタク文化とフェミニズム』よりは『推し活文化とフェミニズム』の方がしっくりくるな…という内容でした。 全体的にフォントも行間も大きく読みやすいテキストスタイルですが内容は思ったより難しかったです。例えば読者は自分が身近に感じている(もしくはそうではない)オタク文化と並列して語られる、様々な学者や評論家の引用を呑み込みながら本書の内容を読んで理解する必要があります。例えば本書では第一、二波フェミニズムやポストフェミニズムについては一般常識として(フェミニズムについての本を読みたがるならそれはそう、という意見も否定できませんが)説明や注釈なく引用されるし、オタク文化においてルッキズムが人種差別や性差別より不可視化され(作者はこのような書き方はしていないが)、「社会的・文化的に共有されたある種の美醜の基準を、学習しながら生活している」という説明にブルデューの「ディスタンクシオン」を形容詞的に引用している。私がここに引っかかったのは100分de名著の「ディスタンクシオン」を見たことがあって名前を覚えていたからで、この文章を読んでも「(ディスタンクシオンてどういう内容だっけ…?)」と思ってしまったからなので、他にももっと内容として目が滑っている箇所はあるかもしれない。 あとこれだけ引用が多いけれどオタク文化の説明については極めて一人称的で???となった部分もあり、例えばDA PUMPのU.S.A.がヒットした理由は(作者はU.S.A.がヒットする前からのファンらしいので烏滸がましい疑問かもしれないけれど)、YoutubeなどのSNSで踊ってみた動画が大バズりしたからと当時の音楽番組の紹介で見聞きしていて、私もそう思っていたので実際はそうではなくメディアが推し活するオタクを不可視化したのだとかの事実確認がしたくなったなと読みながら思いました。 その辺は はじめに に書かれていた「本書は実証主義的な研究に基づく書籍ではない。〜極めて一人称的な本であることは間違いないだろう。」という記述を私がちゃんと意識できていなかった反省もあります。 色々書いてしまいましたが、オタクでありながら自分が割と距離を置いていた『推し活』文化についてわかりやすく読めたという点と、また『推し活』文化について資本主義的な警鐘を鳴らしつつ男性オタク文化への懸念(/心配?)についても述べられていたこと、何より女性オタク文化に焦点を当てた本!ということで大変読み応えがありました。 著書の他の本や、同じ分野の論文などが気になりだした本でした。 また、「読み始めた」で書いた通り『推し活』について書いた以下の文章が秀逸すぎたので、少し己を改めようとも思いました笑(距離を置いてると書きつつ、全く『推し活』をしていないわけではないので) > "さらに最大の問題は、(中略)、いまや推し活があらゆる問題を解決する万能薬のように取り上げられていることである。メディアに踊るのは、脳を活性化し、健康を維持し、人間らしく生き生きと楽しく生活でき、自己肯定感が上がり、痩せてきれいになり、友達ができて、停帯した日本経済さえ回復させてくれる「推し活の効能」である。とはいえ、もし推し活が本当にあらゆる問題を解決してくれるとするならば、その存在はかなり胡散臭いものと言えるのではないだろうか?"
  • 2025年3月18日
    愛なき世界
    愛なき世界
  • 2025年3月18日
  • 2025年3月18日
  • 2025年3月17日
    解像度を上げる
    課題図書
  • 2025年3月16日
    オタク文化とフェミニズム
    「推し活の功罪」的な内容を確かに求めて読み始めたのですが、冒頭からこんな文章があって笑ってしまいました。 > "さらに最大の問題は、(中略)、いまや推し活があらゆる問題を解決する万能薬のように取り上げられていることである。メディアに踊るのは、脳を活性化し、健康を維持し、人間らしく生き生きと楽しく生活でき、自己肯定感が上がり、痩せてきれいになり、友達ができて、停帯した日本経済さえ回復させてくれる「推し活の効能」である。とはいえ、もし推し活が本当にあらゆる問題を解決してくれるとするならば、その存在はかなり胡散臭いものと言えるのではないだろうか?"
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