読書記録 "人生の意味の哲学入門" 2025年5月17日

読書記録
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2025年5月17日
人生の意味の哲学入門
人生の意味の哲学入門
森岡正博,
蔵田伸雄
第九章を読んだ。前期ウィトゲンシュタインにおける「幸福な生」が取り上げられている章で、ウィトゲンシュタインのいう「永遠の相の下に」世界を眺める見方が詳しく説明されている。 私はこれを読んでいてニーチェの「運命愛」とか、『悲劇の誕生』に出てくる「生存と世界は美的現象としてのみ是認される」というテーゼを思い出したりしたんやけど、 ウィトゲンシュタインとニーチェって哲学的な手法は全く異なるけど、導き出される結論を見ると近いところに着地している(?)ような印象を受ける。
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