
すずきあゆみ
@4dare
2025年5月18日

機嫌のデザイン
秋田道夫
読み終わった
2025/5/14読了、インタービュー形式でテンポよく文字も大きいので短時間でさくっと読めました。
以前TOKYO MXの番組で杉浦大蔵さんが、自分がいい上司だと思い返す人はいつも機嫌が良い方だった…という話をされていて、自分も何人か思い浮かぶ人がいたので、うんうんわかると思ったのを覚えています。(べつに大蔵さん贔屓ではないです。)
その後上司になった人がほぼいつも機嫌が悪く、怒っているのかな?と不安になることもしばしば…うまく意思疎通できず大変苦労しました。他の仕事をやってみたい気持ちもあり、来月から別の部署に行くことになったので、その上司とはもう直ぐお別れなのですが、沢山苦い思いをしたこの数年間を振り返り、改めて「機嫌が良いってなんだろう…」と考えたくなりこの本に手を伸ばしました。
どちらかというと自分の考え方、過ごし方に関する話なので、自分みたいに機嫌が悪い人に困っている人におすすめの本…という感じではないですし、自分は帯に書いてあるようにすっと仕事や人生の悩みが消えていく感じではなかったのですが、何か悩み事があって頭が硬くなってる時に読むと、あーなんか色々考え過ぎかも…もっとフラットでいいかも…と思うポイントがいくつかありました。
余談ですが、私はプロダクトデザインの勉強をしているので、製品をデザインされた時のお話なども読めたのがよかったです。デザインされた後の目線というか…ユーザー側としても、そういう話を聞けるってとても貴重ですし、お話を読んで自分もやさしい気持ちになれたので、いいなあすてきだなあと思いました。

