
七条
@j7gouki
2025年5月25日

行成想歌
佐藤雫
買った
読み終わった
読書メモ
歴史小説
平安時代
歴史
藤原行成のお話。
去年の大河ドラマ光る君へっぽさ(清少納言が特に)もあっておもしろかった。
文章も固すぎなく、だけど歴史小説の体裁はあってよかった。
行成(胃痛持ち、妻大好き)を主人公に帝(定子と行成が大好き)、定子(聡明で自由奔放だったが家が没落していくにつれ、暗くなってしまう)、清少納言(大河のファーストサマーウイカみ)、奏子(静かに旦那を支える)、道長(わりと従来通りのイメージの道長な感じ)をメインに話の展開がすすむ。登場人物が少ないから話が散らからずスルッと読めた。
優しく真面目な行成がみんなから愛されていて微笑ましい。