
Sanae
@sanaemizushima
2025年5月26日

アントン・ブルックナー
フェーリクス・ディアガーテン,
池上健一郎
読み終わった
広響の前音楽監督がブルックナーをよく振っていた影響で、ブルックナーに親しみを持つようになった。
ブルックナーの作風は歳を経てもほとんど変わらず、若い頃に書いた作品を何度も手を入れて書き換えている。
そして楽譜が盗難に遭ったり、戦争で焼けていたりする版もあるし、ブルックナーではない人物によって手が入れられている部分もあったりして、ブルックナー研究はなかなか難しいようだ。
何度も書き換えるさまは優柔不断と言えるし、改訂を求められたところは一切変えず別のところを大幅に変えてみたり。作風が変わらなかったことを考えてみても頑固なところも多分にある。
作曲家その人をよりよく知ると、また聴き方が変わってくる。


