まだ曲を聞いたことがなかったので『烙印の名はヒト』の前日譚として読んでみた。そして読んでよかったと確信している。目的知性の誕生秘話といえば, 烙印読者は読まざるを得ないのではないだろうか。何かを背負って生きていくという通底するテーマも強く感じた。AI観も一貫しているように思える。

青信号を疾走するシーンは, ピンク髪とのコントラストが目に浮かぶようで爽快感抜群。原曲を歌う花譜もSFマガジンで記事を読んだばかりで記憶に新しい。曲の方ももっと聴かねばならない。ハブとしても活躍するメディアミックスで最高な1冊だと思う！（作詞作曲：カンザキイオリ, 画：PALOW. ）