
黒井 岬
@caperoy
2025年5月28日

揺れる輪郭
グレアム・マクレー・バーネット,
宇佐川晶子
読み終わった
分離してゆく自己が物語を走らせる、我々はしかし日々を通じて、どれほど統一されているんだろうとも思う。
あの人は本当に存在したのだろうかとか、物語の中の現実が振り返るほどに何層にも覚束なくなっていく、なかなか無い読後感。
心理士をやっている近しい人にも読んでもらって感想が聞きたい。
デュ=モーリアの『レベッカ』が度々言及されていて、小説も読んでヒッチコックの映画も鑑賞済みなので懐かしく思い返した



