麦茶 "神戸、書いてどうなるのか (..." 2025年5月31日
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@mugicha
2025年5月31日
神戸、書いてどうなるのか (ちくま文庫)
安田謙一
読み終わった
感想
ほぼ行ったことがないに等しい神戸の街を想像しながら読んだ。安田さんの文章から広がる想像上の神戸は、とても庶民的で文化的な匂いがする。 魅力的な喫茶店、書店、レコード屋、映画館…数々の名店がなくなったことを、遠く離れた場所に住みながら寂しく思う。 登場するお店の多くが単行本刊行後の10年の間に閉店しているのが悲しいけれど、こうして本の中に名前が残り続けるのは幸せなことだと思った。
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