犬山俊之 "どうげんぼうずという仕事" 2025年6月2日

どうげんぼうずという仕事
一時帰国中の「本屋巡り」の一環として中野のラーメン店 「麺屋どうげんぼうず」へ。本書を手に入れ、もちろんラーメンもいただきました。本当においしかったです。来てよかった。   * で、ホテルに戻って本書を一気読み。子どもにもお年寄りにもやさしい近廣氏のたたずまいのかっこよさ。そして、「やれることをやる」のではなく、「やりたいことをやる」という姿勢、「ワシはアホやから、戦争が始まったら、ノリノリで行くんじゃないか、(中略)だから、憲法で 「戦争はしない」とワシのことも縛っておいてくれ、ワシを暴走させないでくれ」といった語りにやられました。これは、もっと多くの人に読まれるべき本です。全方位にオススメの一冊。 「一人でも多くの人に、この気骨あるラーメン店主のことを伝えたい」と「まえがき」に書く川口和正氏(取材・構成)。近廣直也という生き方が「本」という形式にまとめられたのは、川口氏の丁寧な取材と的確な文章によるもの。同書からは川口氏の熱意も強く感じられます。 そして、この本にもおさまらない近廣氏の魅力に触れるには、ぜひ中野のラーメン店 「麺屋どうげんぼうず」へ▼
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