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犬山俊之
犬山俊之
犬山俊之
@inuyamanihongo
台湾在住日本語教師
  • 2026年6月24日
    三鬼
    三鬼
  • 2026年6月23日
    タイヤル・バライ 本当の人
    タイヤル・バライ 本当の人
    [覚え書き] こんな時期ですが日本の「国旗」は見たくない というのも、日の丸を目にするたびに、自分の目が「ウパハの目」になるのです。ウパハとは日本が台湾を植民地にしていた時代、日本人によって部族を虐殺された原住民タイヤル族のリーダーです。ウパハは捉えられ、頭を踏みつけられ、腹を銃剣で突き刺され、仲間を守れなかった無念とともに命を落とします。 引用「ウパハは目を大きく開いてその兵士を睨みつけた。その時、日章旗を高く掲げた日本軍と傍らの日本の警察が大声で万歳と叫んだ」『タイヤル・バライ 本当の人』トマス・ハヤン、下村作次郎 訳 田畑書店 辺境のアジア文学6 日の丸はどうしたって虐殺、屈辱の記憶と重なります。また、これはウパハ一人の話ではありません。アジア各地に日の丸を呪いながら殺され、或いは生き続けなければならなかった人たちの記憶が残っています。これをなかったことにはできない。 戦後、君が代、日の丸、天皇制などを精算できなかったことのツケは大きい▼
  • 2026年6月19日
    地下鉄駅
    地下鉄駅
    様々な理由から台湾の地下鉄の駅で死を選ぶ人々と、その防止に奔走する地下鉄職員の物語。 前半は仕事小説として読めます。現代台湾のホワイトカラーの人々の考え方が伺い知れて、興味深かったです。日本語訳も読みやすくて好感を持ちました。会話のやり取りが続く場面、リズム感のとぎれない訳出ですごくよかったです。 ただ、後半主人公の転落が始まるところから、読むのがつらくなってしまいます。特に中年男性(40代離婚歴あり)が若い女性に抱く恋愛感情の描写が「痛すぎて」、ちょっと引いてしまいました。   * それから内容とは直接関係ない点ですが、小説内で若者が好んで見るものとして言及されているのが、「ハリウッド映画」「韓国ゾンビ映画」「韓国ドラマ」で、「日本」が全く出てきません。ここでも台湾における「日本」の存在感の消失を感じます。
  • 2026年6月17日
    神田ごくら町職人ばなし(一巻)
    すばらしい作品。1ページごとに込められた作者の熱意を感じる。このご時世、これを連載から一冊の本にまとめた出版社もえらい。 台湾中文版もいっしょに購入。  * * あとで、他のSNSに出したもの↓  * [本] 坂上暁仁『神田ごくら町職人ばなし〈一〉』(リイド社) 《神田御藏町職人物語 1》張文俊・訳(台灣東販) 江戸の職人の技が1ページ、1ページに刻み込まれている。「手」の描写がすばらしい。見とれてしまう。 江戸の職人たちが仕事に込める気持ち、この作品の作者が漫画に込める気持ちが重なって見える。これは傑作。 こんな渋い題材の作品をきちんと一冊の本として世に送り出した出版社もえらい。 台湾中文版も購入。教室に置いています▼
    神田ごくら町職人ばなし(一巻)
  • 2026年5月22日
    レイシズムとは何か
    「人種は存在しないが人種差別は存在する」というハッとさせられる書き出しから「人種差別」のメカニズムがわかりやすく解説されています。付箋だらけにして読んでいます。もっと早く読むべきでした。
  • 2026年5月17日
    混沌輪舞
    混沌輪舞
  • 2026年5月16日
    地下鉄駅
    地下鉄駅
    台湾の作品はできるだけ読んでおきたい。 台中の紀伊國屋で見かけて購入。 まだ最初の部分だけだけど、翻訳はかなりよいと思う 。
  • 2026年5月10日
    放たれた虎
    放たれた虎
    テレビドラマ『窓際のスパイ』(原題: Slow Horses 中文タイトル:《外放特務組》)がすごくよかったので、原作にも手を出してしまいました。 まあ、当然ですが、全然違います。よくこの原作から、あの独特の雰囲気の映像作品を作り出したな、と感心。 もちろん小説版もおもしろいですが。
  • 2026年5月10日
    フォルモサ南方奇譚
    『フォルモサ南方奇譚』倉本知明(春秋社) 《福爾摩沙南方奇譚:南臺灣的歷史、神話與邊緣者物語》黃耀進・訳 おもしろい! 「まあ、オレは台湾在住なんで、他の日本語読者より深くわかるんじゃないの?」なんて思って読み始めたのですが、全然聞いたこともない興味深い話ばかりで、驚きとワクワクが止まりません。この本を手に南部へ行ってみたくなります。おすすめです。 原著と台湾中文版、両方取り寄せて家族で読んでいます。
    フォルモサ南方奇譚
  • 2026年5月1日
    新沖縄文学 97号
    新沖縄文学 97号
  • 2026年4月28日
    小説みたいに楽しく読める生態学講義
    中田兼介氏の本はとりあえず買う。信頼できる著者。
  • 2026年4月26日
    トピーカ・スクール
    トピーカ・スクール
    [本]ベン・ラーナー『トピーカ・スクール 』川野太郎訳(明庭社) すごいものを読んだという高揚感と、それでも自分の読みの力では読み切れていないなあ、という歯痒さとともに読了。 異なる世代の複数の語り手による独白の重なりの中に、「人間が生きること」がちらりと見えたような気がしました。子を持つ親、子どもの目に見える家族、幼馴染と友人と、すれ違いと繰り返し(!)。最後のシーン、成長した主人公アダムが彼の配偶者と子どもといっしょに向かう場所が、本当の「今」につながっていてびっくりしました。今読めてよかった。 しかし、アメリカ社会、風俗についての知識がないと理解できない部分は多々あるだろうなと。例えば、人名だとオプラ・ウィンフリーとかボブ・ドールとかいくつかはわかりますが、ほとんどの固有名詞は読み飛ばしていますし、特に音楽は全然わかりませんから。 そうした知識以外でも、独特で複雑な文体もかなり手強かったです。正直、本編後の「訳者あとがき」を読んで腑に落ちた点もたくさんありました。こんな文章が翻訳できるなんて、自分にとって川野氏は超人です。 また、白岩英樹氏の熱い解説もすばらしかったです。理解が深まりました。 なんなら、「訳者あとがき」と「解説」を先に読んでおいたほうが本編の世界に入りやすいかもしれません。というわけで、自分は今から再読します▼
  • 2026年4月10日
    トピーカ・スクール
    トピーカ・スクール
    途中メモ 前半かなりとっつきにくいです。半分くらいまで来て突然引き込まれる感じ。 ここ数日で、まとまって読む時間がとれてよかった。このタイミングでなかったら、投げ出していた可能性が大きいです。
  • 2026年4月6日
    死なないやつら
    タイトル&ジャケ買い。ホントおもしろくて、読んでる間ずっとワクワクが続きます。本書で紹介されている生命の定義「生命とは、負のエントロピーを食って構造と情報の秩序を保つシステムである」(シュレーディンガー)。ここでもエントロピー(!)
  • 2026年4月6日
  • 2026年3月23日
    愛と連帯
    愛と連帯
    大椿氏が政治家になるまでの経緯と、国会議員としての仕事、そして、そこから発せられる魂の叫び。 議員として多くの労働問題に携わっていらっしゃる印象でしたが、ご自身も労働争議を闘ってきた経験をお持ちだったのですね。 (引用)「大椿さんのときには勝てないかもしれない。でも次の人のときには勝てるかもしれない。それが労働運動だからね」(引用終わり) 当時、組合の人から聞かされたこの言葉に衝撃を受け、「戦う気持ちが固まった」と氏は書いています。 数少ない信頼できる政治家の一人。なんとか国会に戻ってきてもらいたいです。 本書には、自分があまり知らなかった「関西生コン事件」や、現在進行中の「長生炭鉱」「排外主義」などの問題についても詳しく触れられています。今読むべき一冊▼ *ちなみに、本書は真っ赤な印象的な表紙カバーもよいですが、カバーを外した表紙にあるイラストがすばらしいです(本文中では章ごとの中扉にも部分的に使われています)。誰の作品だろうかと思って奥付を見ると、「!」、 「キムミョンファ」と。えー!? あのポッドキャスト番組「クイアにしんにょう」の、みょんふぁさん! このイラスト、額装して飾りたいくらい好きです。 https://open.spotify.com/show/1xlyjG5rxOxUPWD5NPXfCF (本書は一時帰国時に大阪 MoMoBooks で購入)
    愛と連帯
  • 2026年3月22日
    寺村秀夫論文集: 言語学・日本語教育編
    久しぶりに寺村秀夫を読んだら、実家に帰ったかのような安心感。「これ、これ、この感じ」とうれしくなりました。こちらは、何かしら勉強しようという心持ちなのですが、エッセイでも読んでいるような面白さ。なぜか疲れないのです(理解できたのか、といえば、それはまた別の話)
  • 2026年3月20日
    哀惜
    哀惜
    「読む」楽しさを満喫した一冊。 冒頭で殺人事件が起き、最後に犯人がわかるというオーソドックスな推理小説なのですが、登場人物一人ひとりの人物造形が丁寧で、惹き込まれます。 思春期の子どもを育てるシングルマザーの疲弊、ダウン症の子の世話をする家族の苦悩、理想的な同性パートナーと結婚したはずなのに何かが心にくすぶる刑事の鬱屈……。それらが織りなすイギリス地方都市の生活の機微が胸に沁みます。  * 個人的には、同性婚をしているキャラクターが「普通に」描かれていることで、安心して読めました。同性愛者というだけで、からかわれたり、悲劇的だったりすることなく、「普通に」悩み、葛藤し、毎日を生きている。同性婚が合法化された地域では当たり前のことなのですが。 ちなみに、台湾でも同性婚は合法化され6年が経ちます。自分の教室にも何人も同性婚をしている方がいらっしゃいます。「あたらしいあたりまえ」(by きやまさん)がここにあります▼
  • 2026年3月15日
    すべての雑貨
    すべての雑貨
    おもしろい! すごい書き手がいるのですね。
  • 2026年3月15日
    トピーカ・スクール
    トピーカ・スクール
    読み始めました。不思議な雰囲気の文体。 先日の一時帰国時に toi books で購入。[日記]
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