
チャトラビ
@beekichi
2025年6月2日

世界の貧困に挑む
慎泰俊
読み終わった
読書メモ
「だから、私や他の金融包摂の実務家が取り組んでいるのは、いわゆる「一隅を照らす」ことなのです。この領域で課題解決ができたとしても、完全な機会の平等が実現するわけではありませんが、自分なりに立ち位置を決めて取り組んでいるわけです。
この「一隅を照らす」という観点に立つと、機会の平等にまつわる諸領域について、ある領域が他の領域より重要だ、と考えることは誤っていることがわかります」
「「あれかこれか」という考えではなく、「どれも必要」という考えで、国や社会はリソースを分配するべきですし、私たち一人ひとりはそれぞれが自分で決めた領域において仕事に取り組むべきです。そのようにして、社会は進歩するのだと私は信じています」


