読書日和 "いのちの記憶" 2025年6月3日

いのちの記憶
いのちの記憶
沢木耕太郎
沢木耕太郎さんの少年時代から今日までの軌跡を辿るエッセイ。多感な頃に沢木耕太郎さんの深夜特急全6巻に出会い、すっかり憧れの人。 青年の頃お世話になった方々、恩師、その方達との永遠の別れ、追憶。こうして沢木さんは出来上がってきたんだ、と。 人生観ともちょっと違うな、生き方?に触れる事ができる。 ネタバレかもだけど、高倉健さんカッコ良すぎる。ちょっと昔の大人って、こういうカッコ良さあったよな、理不尽なところもあるけど、大人って感じしてた。田辺聖子さんにまっわるお話も素敵。 沢木さんが子供の頃別の場所で生きる事を憧れたように、自分もそんな頃あったなと、きっと誰もが思うはず! シリーズでキャラヴァンは進む銀河を渡るiがあると知り、そちらも俄然読みたくなりました。
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