
鳥澤光
@hikari413
2025年6月7日

冥土・旅順入城式
内田百けん,
内田百間
再読再々読
読む本読んだ本2025
《私は前足を折って寝て見た。すると、毛の生えていない顎に原の砂がついて、気持がわるいから又起きた。》「件」P32
なにかになったり、なにかの視点で描/書かれたものにリアルな感触があってほしいと願ってしまうのは、ひとつの基準としてこれがあるからだなあ。
「流木」がヒッチコックみたいなのも久しぶりに読んで思い出すというかもう一度思ったり、再読の楽しみにウキウキになっている。短篇集は拾い読みもよいけど通読して言葉の流れにのっかって遠く遠くまでいきたい。
検索で出てこないと思ったら「冥途」が「冥土」になっている。

