
にんじん
@taroimotaro
2025年6月8日

読み終わった
1919年、芦ノ湖に突如現れたロシアの軍艦は、一夜にしてその姿を消した。
芦ノ湖に浮かぶ軍艦の写真の謎と、ロマノフ王朝の影を御手洗潔が追う。
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皇女アナスタシアの「もしも」の物語。
フィクションなのに本当にそうだったように感じられて、読みながら自然と涙がこぼれた。
派手な殺人事件が起きる話ではないけど、壮大な歴史ミステリーで面白かった。
ロマノフ王朝が話の中心にあるが、作中の解説が丁寧なので知識がない人も十分楽しめると思う。
御手洗潔シリーズは今作が初めてだったけど、予備知識がなくても問題なく読み進められた。シリーズの他の作品も買ってみようかな。
⏳3時間20分で読了


