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にんじん
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@taroimotaro
読みたいものを読むにんじんです。 食わず嫌いはしないようにしたいです。 使い方模索中(*‘ω‘ *)
  • 2025年7月8日
    脳男 新装版
    脳男 新装版
    無表情で知能も身体能力も桁外れの男・鈴木一郎。 彼は連続爆弾魔の共犯者なのか、その正体とは。 第46回江戸川乱歩賞受賞作。 ----------------- タイトルだけ知ってて、映画も未鑑賞の状態で初読み。 導入のテンポが良くて引き込まれたけど、途中から少し温度が下がってしまい…。 それでも舞台が病院に移った終盤は加速して一気読み。 誰に感情移入するのが正解なのか、ずっと掴めずに物語を眺めていた気がする。 スッキリしない終わり方、続編で補完されるのかな? ⏳2時間58分で読了
  • 2025年6月30日
    公爵さま、いい質問です
    公爵さま、いい質問です
    架空の恋人の死亡広告を出しに新聞社を訪れた主人公。そこで刺殺事件が起こり、イケメン公爵と再びタッグを組んで謎に挑むヒストリカル・コージーミステリー第2巻。 ----------------- やっぱりこのシリーズ面白い。 主人公のベアトリスの心の声が面白くて、いちいち笑っちゃう。 みんな真面目に頑張ってるんだけど、ちょっと変なところがあって、その空気感がクセになる。 公爵との恋愛もじわじわ進行中で、楽しみな要素。 次巻も購入済みなので楽しみ。 ⏳2時間17分で読了
  • 2025年6月28日
    カーターフック屋敷へようこそ
    カーターフック屋敷へようこそ
    『ゴーン・ガール』の作者による短編のサイコスリラー。 風俗嬢兼占い師の主人公のもとに、裕福そうな主婦が相談にやってくる。 彼女を“いいカモ”と見て、嘘の「浄化」をするため豪邸へ向かうが、そこには不気味な屋敷と、明らかに様子のおかしな継子の姿があった。 ----------------- 60ページ程度の短編。ここからどう展開していくのか…と思ったら、そこで終わってしまい、何とも言えない読後感。 何が本当で、何が嘘なのか、最後まで分からず。とにかく継子のマイルズが怖い。サクッと楽しめる作品で良いんだけど、長編だったらもっと良かったなー。 ⏳38分で読了
  • 2025年6月27日
    ワニの町へ来たスパイ
    ワニの町へ来たスパイ
    CIAの女性スパイが主人公。上司の命令で他人になりすましてド田舎に潜伏してたら、人骨事件に巻き込まれるお話。 ----------------- あらすじだけ見ると主人公が一番イカれてるかと思いきや、実際は町の住民たちがなかなかにファンキーだった。特に婦人会のメンバーは強烈。 イチオシシーンは、婦人会のドンおばあちゃんに「車が汚れるから」って理由で、裸にゴミ袋とスキーマスクを着せられるくだり。 正統派ミステリーというより、コメディにスパイスとして死体が転がってるタイプの作品。 面白かったけど、もっとぶっ飛んでたらより好みだったと思う。 ⏳3時間41分で読了
  • 2025年6月23日
    ダレン・シャン / 1〔小学館ファンタジー文庫〕
    ダレン・シャン / 1〔小学館ファンタジー文庫〕
    友を救うため、自ら人間であることを捨てた少年ダレン・シャン。吸血鬼としての物語のはじまり。 ----------------- タイトルだけ知ってた作品で、電子書籍でセールになってたので購入。初読み。 児童文学作品なのでひらがな多めで少し読みにくかったけど、内容は面白かった。 序盤のダレンの倫理観には不安を感じたけど、これが等身大の子どもっぽさなのかも? 終盤の家族とのやりとりには涙。 子供の頃に出会ってたらどハマりしてただろうなー。 ⏳1時間52分で読了
  • 2025年6月8日
    ロシア幽霊軍艦事件―名探偵 御手洗潔―(新潮文庫nex)
    1919年、芦ノ湖に突如現れたロシアの軍艦は、一夜にしてその姿を消した。 芦ノ湖に浮かぶ軍艦の写真の謎と、ロマノフ王朝の影を御手洗潔が追う。 ----------------- 皇女アナスタシアの「もしも」の物語。 フィクションなのに本当にそうだったように感じられて、読みながら自然と涙がこぼれた。 派手な殺人事件が起きる話ではないけど、壮大な歴史ミステリーで面白かった。 ロマノフ王朝が話の中心にあるが、作中の解説が丁寧なので知識がない人も十分楽しめると思う。 御手洗潔シリーズは今作が初めてだったけど、予備知識がなくても問題なく読み進められた。シリーズの他の作品も買ってみようかな。 ⏳3時間20分で読了
  • 2025年6月5日
    異人館画廊
    異人館画廊
    絵画に秘められた謎を図像学で読み解く、美術×恋のミステリー。 ----------------- 絵画は好きなので、テーマ的にはすごく刺さってる。でも、主人公・千景は少しクセのあるタイプで、私はちょっと距離を感じた。だからなのか、恋愛パートがあまり集中しきれなかった感じがあった。 とはいえ、まだシリーズは始まったばかりだし、すでにシリーズ最終巻までまとめ買いしてしまってるので、このあと世界観にもっと浸れたらいいな。 ほんのり恋愛の気配もあって、今後の展開に期待。 ⏳2時間9分で読了
  • 2025年6月3日
    葬儀屋にしまつ民俗異聞 鬼のとむらい
    民俗学×ミステリーをテーマにした、全3編の連作短編集。 葬儀屋の弟と民俗オタクな兄がワケあり依頼に挑むお話。 ----------------- 3編それぞれが、鬼婆伝説・隠れキリシタン・冥婚と異なる題材を扱っていて、話ごとに雰囲気の違いも楽しめる構成。 特に冥婚の話は、それまでの雰囲気から一転して、オカルト寄りの展開になっていたのが印象的だった。 民俗学的なうんちくはわりとポピュラーなものが多くて、とっつきやすくて良かったと思う。 個人的に1番印象に残ったのは、未婚の死者は苦役の代わりに素手でタケノコ掘りをさせられるというもの。えー、酷くない?笑 ⏳2時間27分で読了
  • 2025年6月2日
    不思議の国の少女たち
    不思議の国の少女たち
    不思議の国から戻った子どもたちだけが入学する寄宿学校で、猟奇殺人事件が起こる。 “アリスたち”のその後を描いた、ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞の3大SF賞を総なめにした作品。 ----------------- ミステリーのスパイスをちょっと加えたファンタジー小説という印象。個人的には、事件はあくまできっかけで、物語の核心はファンタジーとしての世界観にあると感じた。 その世界観が好みで、表紙やタイトルの雰囲気もすごく好き。 ミステリー目的だと物足りないかもだけど、ファンタジー好きなら刺さる一冊。 続編は前日譚とのことで、そっちも読んでみようと思う。 ⏳2時間29分で読了
  • 2025年6月1日
    楽園とは探偵の不在なり
    2人以上殺すと犯人は地獄に堕ちる世界。常世島でそのルールをかいくぐる連続殺人が発生し、探偵・青岸焦が真相に挑むというお話。クローズドサークルの特殊設定ミステリー。 ----------------- タイトルと設定は好みだった。 全体的に派手さや驚きは控えめで、淡々と進んでいく印象。 もう少し設定を活かした大胆な展開があったら、より印象に残ったかも。ちょっと消化不良な感じ。 ただ、登場人物の名前が仕事内容とリンクしていて覚えやすく、読みやすさの助けになっていたのは良かった。 ⏳3時間12分で読了
  • 2025年5月30日
    公爵さまが、あやしいです
    公爵さまが、あやしいです
    26歳のオールド・ミスとイケメンだけどちょっと高慢な公爵のちぐはぐバディが挑む、ユーモアとロマンスありのヒストリカル・コージーミステリー。 ----------------- ウィットとユーモア、謎解きにほんのりロマンス。どれも程よくて心地いい一冊。 主人公ベアトリスの控えめすぎず暴走しすぎない立ち回りがすごく好みで、クスッと笑えるセリフもたくさん。読んでいて楽しかった。 公爵との今後の関係も気になるし、続きが楽しみなシリーズ。翻訳版は今のところ5巻まで出てるみたいだから買わなきゃ。 ⏳3時間23分で読了
  • 2025年5月24日
    銀河ヒッチハイク・ガイド
    銀河ヒッチハイク・ガイド
    地球が爆破された。理由は「銀河バイパスを建設するから」 生き残ったアーサーは宇宙人の友人と、宇宙でヒッチハイクすることに。 世界的人気のSFコメディ小説。 ----------------- 『ざんねんなスパイ』(一條次郎)がすごく気に入って、似たような空気感の作品を探していたら、この本に辿り着いた。 バカバカしいのにどこか深くて、軽やかに読めるのに余韻が残る作品。 ただ、人を選ぶタイプの作品かもしれない。ノリが合えば最高にハマると思う。 とりあえずタオル。これさえあればなんとかなる――たぶん。 ⏳3時間5分で読了
  • 2025年5月21日
    金庫破りときどきスパイ
    金庫破りときどきスパイ
    第二次世界大戦下のロンドン。金庫破りをしていた主人公エリーは青年将校に捕まり、刑務所行きを免れる代わりにスパイとして働くことに。殺人あり、恋愛ありのコージーミステリー。 個人的には、主人公のキャラクターに少し距離を感じた。留守宅に入り金庫を開けて盗みを働くという行動に、なかなか共感しきれなかった。もし彼女の背景にもう少しやむを得ない事情が描かれていれば、印象も変わったかもしれないが、序盤はややモヤモヤしながら読み進めることになった。 ただ、後半にかけては彼女の有能さや行動力が描かれ、スパイ活動の緊張感や三角関係の恋愛要素なども楽しむことができた。 ⏳4時間32分で読了
  • 2025年5月19日
    アクアリウムの夜 (角川スニーカー文庫)
    水族館の地下階段、謎のメッセージ、そして死の予言。日常ににじむ異界を描く青春幻想小説。 幻想小説って初めて読んだけど、こういう“説明のつかない不思議さ”が魅力なんだなってちょっとわかった気がする。 難しさを感じつつも、一気に読んでしまったくらいには引き込まれてたと思う。 ⏳1時間47分で読了
  • 2025年5月14日
    龍ノ国幻想7 神問いの応
    「もたざる者」の生き様を描いた壮大な和風宮廷ファンタジーのシリーズ第7巻。 このシリーズは本当に面白くて、発売初日に買ったけど勿体なくて積んでいた作品。 シリーズ全体の世界観の作り込みが凄くて、今作も完全に世界に入り込んでしまった。 ファンタジー小説を探してる人に本当におすすめ。 何度でも読み返したくなる作品だし、次巻も楽しみすぎる。 ⏳2時間26分で読了
  • 2025年5月13日
    惑星語書店
    惑星語書店
  • 2025年5月12日
    出版禁止
    出版禁止
    出版が禁じられた心中事件のルポルタージュをもとに構成されたフェイクドキュメンタリー形式のミステリー小説。 解釈の幅が広く、はっきりとした答えが出ない作品なので読後も色々考えてしまった。 スッキリした結末よりも、曖昧さや考察を楽しみたい人におすすめだと思う。 ⏳1時間44分で読了
  • 2025年5月8日
    青い城
    青い城
    「赤毛のアン」の著者であるモンゴメリのロマンス小説。約100年前(1926年)に出版された小説の翻訳版。 29歳のオールドミスであり家族に抑圧されていたヴァランシーが、自身の余命宣告を機にやりたいことをやって自由になろうとするお話。 表紙が気に入ったので購入した作品。 四季折々の情景描写が美しく、以前旅行で訪れたカナダの記憶が呼び覚まされた。 読後感も良く素敵なお話だった。シンデレラストーリーが好きな人におすすめ。 ⏳3時間47分で読了
  • 2025年5月4日
    フォース・ウィング2-鉄炎の竜たちー 下
    フォース・ウィング2-鉄炎の竜たちー 下
    シリーズ第二巻 下 いやもう本当に苦しい。 内容もそうだし、次巻が発売されるのを待つのが辛くて苦しい。 ページを捲ると誰か死んでるんじゃないかと思って、上巻以上にページを捲るのがこわかった。それと同時に面白すぎてページ捲る手を止められなかった。 早く次巻読みたすぎる。 ⏳6時間1分で読了
  • 2025年5月4日
    イヴの末裔たちの明日
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