hotaru "増補改訂版 スマホ時代の哲学..." 2025年6月9日

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@hotarutaru
2025年6月9日
増補改訂版 スマホ時代の哲学 「常時接続の世界」で失われた孤独をめぐる冒険
自分を「ゾンビ映画ですぐ死ぬ人」だと思って考えるってむずかしー。けどそれがいいことなのはめっちゃわかる。 「愚か者は、自らを疑うことをしない。自分を分別豊かな人間だと思っている。己の愚かさに居直っているので、うらやましいほど落ち着き払っている」(オルテガ『大衆の反逆』)p38 哲学を歩くときの3つの注意点 1、考えることにも練習は必要 2、使われている通りの言葉遣いをする 3、その哲学者の想像力に沿って読むーp109 常時接続こそが、心理状態に集中するための孤立を奪い、それを掘り下げていくための自己対話の機会を奪っている。自分や他人の感情や感覚を繊細には理解しないための訓練を日夜積んでいるような、そんな危うい道を歩いているのだという判断をここでも改めて確認しておきたいと思います。p181 私たちは、変化と成長を要求し続ける現代の文化につらさを感じながらも、考えすぎると憂鬱になるので、(略)コミュニケーションの断片を過剰摂取し、「酩酊」や「昏睡」にもにた状態に自分を置くことで、違和感や虚脱感をやり過ごしているということです。p273 Book memo 牧野智和『自己啓発の時代』 東畑開人『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』 小川公代『ケアの倫理とエンパワメント』
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