増補改訂版 スマホ時代の哲学 「常時接続の世界」で失われた孤独をめぐる冒険

59件の記録
- blue-red@blue-red2025年5月19日読み終わったスマホによる「快楽的ダルさ」と「やわらかな昏睡」状態と、絶えず成長していないと置いて行かれるような切迫感から「ハイテンションな自己啓発」状態を行き来する現代人。 そこへの処方箋として書かれた本だが、自分的グッとポイントは、各人の中に多様性や複数性、本書の言葉でいえば「他者」や「モヤモヤ」が存在することが重要という点。いわゆるDEI的・SDGs的文言の世界では、多様な人たちの存在を認められるべきという普通の意味での多様性は想定されているが、こういう一人ひとりの中の多様性みたいなものはあんまり想定していない気がするね。(もちろん普通意味での多様性が守られることもとても大事) 読んでいてもう少し具体的な方法論やアプローチを書いて欲しいなーと思っていたら、増補版追加Q&Aで補われてた。
- だるま@daruma_01062025年5月19日読み終わった『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』『暇と退屈の倫理学』を読んだので、より重層的に楽しめた。<寂しさ>からくる常時接続を諦めて、<孤立>し、<孤独>になり、他者を拒絶せずに複数の自己を育ててもやもやをスッキリさせずに対話していく。めちゃくちゃ長い道のりだけど一歩ずつ進めていくしかないなと思った。<孤独>のためのヒントとして何かを作る、育てる”趣味”を勧めている。私の場合は本の感想を書くこと、5年日記で数年前の自分にツッコミを入れること、料理することが当てはまる。他にイラストや裁縫、ZINE制作をやってみたいなと思った。
- Hayashi@books_8842025年5月13日読み終わった少し時間がかかったものの読了できた。孤独を作るための〈趣味〉としてやってみたいと思いついたのが、塗り絵。(先日「大人の塗り絵展」に行き、本を1冊買ったばかり)あとは、料理もこの本で言う趣味に入るだろうか?ドミニク・チェン氏の解説がとても良かった!
- りんご食べたい@k-masahiro92025年5月13日「こういう人いるよな」とオルテガの言葉を聞いて思うも、それすらオルテガの批判対象になるという話を聞くと、いかに自分のバイアスが大きいかを考えさせられる。
- Hayashi@books_8842025年5月4日読んでる『スマホ時代の哲学』というタイトルだが、スマホや情報に関わる内容のみならず広く哲学入門的な内容のようだ。高校や大学時代にぜひ読みたかった本(もちろん今からでも遅くはない)
- 澪@Mio_yurudokusho2025年5月1日買ったやっと今日買った。近くの本屋では売り切れていたので、遠方の本屋にあって助かった。 哲学の内容の本は自分と向き合うきっかけになるので、大事に読みたい。
- 停好@ODAQ2025年4月30日読んでる哲学者の議論や背景を無視して飲み込むのは哲学者のパンチラインに刺激を受けただけで哲学の学びとは言えない。確かにそう、哲学者の言葉をエピグラフみたいに使っちゃってる
- 停好@ODAQ2025年4月29日読み始めた第一章で面白いとなってるけど、耳が痛いな。別分野の話を自分に引き寄せて読んでしまうから批判の対象となってる現代人そのものだし、わかりやすい娯楽を求めるマルチタスク現代人という内容をYoutubeの動画流してスマホでラジオ流して読んでた。