時雨崎 "新世界より(中)" 2025年6月16日

新世界より(中)
理想郷の皮がべりべり剥がれていく中巻。 社会のシステムがグロいし、そのシステムにごく自然に組み込まれていることにうっすらした疑問しか持てない一人称語り手とそのグロさが読者にしか分からない構造、きつい。 思春期の危うい少年少女の繊細な情緒も良い。 あっ…普通に死ぬんだ? そしてその記憶すら消されるんだ…切ねえ…
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