icue "赤狩り時代の米国大学 遅すぎ..." 2025年6月17日
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2025年6月17日
赤狩り時代の米国大学 遅すぎた名誉回復 (中公新書)
黒川修司
読み終わった
学問の自由や言論の自由といった基本的な原則がありながら、「赤狩り」は大学という場でも猛威を振るっていた。なぜかといえば、なんのことはない、五十年代のアメリカの空気がそう(反共)だったということで、著者は「非米」(un-American)の訳語に「非国民」を当てたいと書いている。日本批判のときによく用いられる「空気」というのも日本特有というわけではないのだなという風に読んだ。それにしてもやっぱりアメリカは昔からめちゃくちゃじゃないか。
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