
いっちー
@icchii317
2025年6月17日

思わず考えちゃう
ヨシタケ・シンスケ
ちょっと読んだ
これももらってきた本。ヨシタケシンスケは絵本も好きだし絵も好き。
コラムでスケッチするのはびっくりした時とか印象深かったりした時で、少なくとも幸せいっぱいみたいな時ではない、みたいなことが書かれてて面白かった。分かるなぁ。記録したくなるのは自分の永野当たり前ではないことが起こったからで、その時に思考の転換が求められる時もあって、それは必ずしも気持ちいいことではない。むしろストレスな時もある。
日常をフィールドワークしてるみたいだと思った。
一つ一つがこんなに短い文章でも、わかるー!と嬉しくなったりへぇ〜と一緒に驚嘆したり、目のつけどころが面白いからめっちゃ読める。そしてむしろ短いからこそどんどん読める。トピックが詰まっている。出来事紹介がメインで、そこからどう感じるかは委ねられてる感じ。良い読後感。
一番印象に残ったお話→前を歩いている女性にだっこされている言葉をまだ話せない子が、自分の靴の落ちたのをじーっと見ている。事件だとも思っていないし、でも気づいてはいる。こうやって靴はなくなるんだ(道端に落ちている靴はこのようにして生まれるんだ)ということと、言葉を話せなくても出来事をただ出来事として捉えているんだという静かな驚き。赤ちゃんを見る目が変わるかも。




いっちー
@icchii317
人類学への憧れがあったけどこういう仕事にも憧れがあるかもしれない。面白い“目”を持った人やその生き様に憧れがあるのかもしれない。
表現方法はむしろこういう方が楽しいし、それを注目してくれる人をヨシタケさんは獲得してるから仕事になる。
私は誰かに見つけてもらいたいって思っているだけかもしれない。確実に見つけてもらえるのが公開性のあって一定の成果を出せば読んでもらえるアカデミアだと思ってるのかも。あとは学ぶことも喜びだから。深く潜って見ることができるようになるから。