( オ ー ) "煙たい話(6)" 2025年6月28日

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@jf__o00
2025年6月28日
煙たい話(6)
言葉にする難しさ、白か黒かハッキリさせないといけない、そんな世の中にうんざりするし、自分の型に当てはめて決めつけて判断することの恐ろしさ、寛容なフリしてそういう人が一番無意識に人を傷つけ振り回す、 この物語の場合、男男で住む=付き合ってる→自分偏見ないよいいと思う でもそうじゃなくて、「男男で住む」ということに対して理由がないと一緒に住むのは普通じゃない、理由があるはずと思い込むその思考こそが結局偏見であるということ。 普通ってなんだよ、普通普通言ってる時点でそれはもう何でも自分が思う型にはめなきゃ気が済まない、そういう差別的思考に片足突っ込んでんだよ。もっと曖昧でいいんだよ。 そう思っている一方で、誰かにこの関係を認めてほしいとかわかってほしいと思ってしまうのも確か。人間って難しい。 決して誰も悪くない。育った環境だったりで考えが違うのは当たり前だから。 そこで諦めるのか擦り合わせていけるかで生きやすいか生きづらいかが分かれるのかも。 この物語読んでると、優しさが必ずしも人を救うとは限らないし、言葉がすべてを解決する訳ではないと痛いほど思い知らされる。 わかってほしいのに言葉にできない有田とわかってもらえなくても平気だという武田 一緒にいるために無理やり理由を作ろうとする有田を有田が楽になるならと流されてやる武田
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