
aio
@icecreamread
2025年7月3日

疾風怒濤精神分析入門
片岡一竹
読み終わった
4章までは興味深く読んでいた。大学で批評の授業を受けた時に習ったものの復習のようなところも多く。
5章6章はあまりよく分からず終わったものの、なぜフロイトはじめとする精神分析が女性蔑視的・男性中心主義的と言われて批判されているのかがわかった。
去勢の話はまさに男児の話であり女児の話はそれに従するような論理となっている。去勢、対象αのあたりは、想像的な父と母と赤子の話が出るわけだが、それがじゃあ現実に落とし込むと一体なんのメタファーとなるのか、よくわからなかったので興味が削がれてしまった。
ラカン入門にはかなりいいと思う。
