
はるにれ
@Elms1130
2025年7月3日

ペルセポリスII マルジ、故郷に帰る
マルジャン・サトラピ
読み終わった
読書メモ
図書館本
14歳でオーストリアに旅立ったマルジが気になって、続けて読んだ。
戦闘と混乱の続く故郷を離れて留学できたし、家族からは精神的な支援もある。その上、知的な努力家。そんな恵まれた彼女でも、ヨーロッパでは差別的な扱いに傷つき、文化の違いに悩んだ。帰国後は、国内の政権や大国の思惑に振り回される故郷の状況に苦しむことに。様々な経験を経て、再びイランを離れるところで、この本は終わっている。出版されてから20年以上経過した現在、彼女の周りにいた人たちはどうしているんだろう。国内に残った人も、国外へ出た人もいるのだけれど。


