やた "人生後半の戦略書" 2024年1月26日

やた
@Yatax
2024年1月26日
人生後半の戦略書
人生後半の戦略書
アーサー・C・ブルックス,
木村千里
やた
@Yatax
けんすうさん、えとみほさんが「ここ最近の悩みが解消された」と絶賛していたので気になった本。 読んでみたら「なるほど…!!」の連続で頭が痺れた。 ・キャリアが落ち込む理由 ・流動性知能から結晶性知能へのシフトチェンジ あたりは「そういうことか!」と納得できたし、ないものねだりしても仕方ないことなんだと思えたし、結晶性知能を活用することを考える方が楽しそうだと思えた。 ・「特別」よりも「幸福」になる ・損得勘定なしの人間関係を育む あたりは、なんとなくわかってはいたけどそこを軸に考えることをつい忘れがちだったなと気づいた。 特にわかりやすかったのは「履歴書向きの美徳」と「追悼文向きの美徳」について。こう言われると納得感がすごい。 自分はめちゃくちゃ成功した経験があるわけではないし、ひたすら成功に向けてがむしゃらに働いてるわけではないけど、不特定多数の人から褒められることを求めていたり、似たような仕事で目立った成功をしている人に対して嫉妬したり、40歳を超えてこの先何ができるのか、どう必要とされるのか考えて焦ったりすることがあったので、それらとの向き合い方を教えてもらえたのも良かったし、そう言った感情があることを「ギラついててみっともない」とも思わなくて良いんだ、と思えて安心できた。 無宗教の日本人だからか信仰のあたりはイマイチ入ってこなかったけど、今後わかるようになるのかな。 自分の周りの大切な人たちに読んでほしい本だと感じた。
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