
日記
@nikki_tin
2025年7月7日

湖まで
大崎清夏
読み終わった
人と人が惹かれあうとき、そこに生まれる重力が親密さだとすれば、それは発生してしまった受け入れざるおえないもの。それが友情と名がついたり、恋と名がついたりすることもあると思う。その瞬間にその重力が途端に社会と結びついてしまうこともある。そのあわい、またはそのあわいが許されなかった、はなし。だれかを大切だと認識することは、選ぶことはできない。それはその人が自分に対してなにかをしてくれたとかではなく、その人が発光する光に自分がただ照らされてしまったということ。





