ぼう "八月の母" 2025年7月8日

ぼう
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@book_25
2025年7月8日
八月の母
八月の母
早見和真
もうやめて、と何度も思った。 描かれている描写が重くて辛くて、読むのをやめようとも思ったけど、最後に希望はあるのかが気になり、最後まで読むことができました。 負の連鎖を断ち切ることの難しさや、 自分の選択してきたことの結果が自分を苦しめることになる残酷さ、 自分の欲しい言葉をくれた人に依存してしまう心の弱さ、 いろんな苦しみが描かれていたけど、最後にはこれからの希望が見えて、少しほっとしました。 母になる責任ってどういうことなんだろうと考えさせられたし、自分の人生におきた挫折や失敗を他人のせいにせず自分の力で生き抜きたいと強く感じました。
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