
読書猫
@YYG_3
2025年7月9日

大豆田とわ子と三人の元夫 1
坂元裕二
読み終わった
読み直した
(本文抜粋)
“「みんなとカレーパンを食べられないなら社長になんかなりたくなかった」”
“「とわ子はどっちかな? ひとりでも大丈夫になりたい? 誰かに大事にされたい?」
「ひとりでも大丈夫だけど、誰かに大事にされたい」”
“「いちいち離婚したっていう必要あるかな。お寿司食べる時にいちいち、死んだ鮪美味しい、死んだ海老美味しいねって言う? 言うかな?」”
“「スポーツの世界の一番は勝った人じゃないよ。金メダル取った人でもないよ。グッドルーザー。負けた時に何を思ったか、何をしたかで、本当の勝者は決まるんだよ」”
“「実は、僕の心の引き出しにはね、まだしまったままの人がいて」
「常に出しっぱなしに見えますけど」”
“「ま、そもそも気が合うっていうか」
「その何が問題?」
「グアムに住んでる人がサイパンに旅行行くか?」”
“「でも、そうかな。離婚に勲章も傷もないと思うんですよね。そういう風に考えない方が門谷さんも幸せだと思います。確かに色々あっての結果ですけど、わたし自身今楽しくやっていますし、なんだったらなかなか面白い人生だなって思ってます。別れた人たちだって幸せでいて欲しい。失敗なんてないんですよ。人生に失敗はあったって、失敗した人生なんてないと思います」”