"([お]4-2)やがて目覚め..." 2025年7月12日

桜
@sakura_451
2025年7月12日
([お]4-2)やがて目覚めない朝が来る (ポプラ文庫 お 4-2)
かつて舞台女優だった祖母の住む洋館で、両親の離婚後、母と共に暮らすことになった少女を通して紡がれる人々の絆の物語。 長編ではあるけれど、ものすごく長いわけでもないのに、何だかずっと作中の日々を生きていたような、そこでの暮らしが記憶の一部になるような読後感。 やがて目覚めない朝が来る。 切りたての薔薇の香りと共に、その言葉を反芻しながら、これからを生きていくのだろう。
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