白沼 "贖罪 (双葉文庫)" 2025年7月15日

白沼
@shironuma
2025年7月15日
贖罪 (双葉文庫)
一緒に遊んでいた女の子5人のうち、1人が殺された。殺された女の子の母親から「必ず犯人を見つけなさい。それができないならわたしが納得できる償いをしなさい」と言われた残りの4人は、その後をどのように生きるのか、というお話。 人間って自分の手の届く範囲のことしか考えない身勝手な生き物だよねと思わされるお話だった。登場人物にリアリティがあるので余計にその実感が強くなるというか…。 言った人は忘れても言われた人には刺さり続けて呪いになる言葉ってたくさんあるよなぁ。 状況は鬱々としているけど読んでいると面白くて夢中になるお話だった。
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