Reads
Reads - 読書のSNS&記録アプリ
詳しく見る
白沼
@shironuma
趣味は現実逃避。読んだものの記録。
  • 2026年2月23日
    新装版 虚無への供物(上)
    氷沼家で起こる殺人事件について、探偵を目指す歌手の久生、久生の友人である亜利夫、氷沼家の縁者の藍司、氷沼家御意見番の藤木田たちが推理合戦を繰り広げる話。 最初は難解ミステリ本だと思ったけど思ったよりするっと話が入ってくる。 各々の推理パートが色んな意味で面白いし、それがひっくり返される二章のラストも読み応えがある。下巻でどうやって着地するんだろう。
  • 2026年2月17日
    ファラオの密室
    古代エジプトが舞台のミステリー。心臓が欠けていたせいで冥界の審判を受けられず期限付きで現世に生き返ったセティが、誰が自分を殺したのか、王のミイラは密室からどのように盗まれたのかを明らかにする話。 中盤まで「これ胸糞悪い展開で終わるんじゃないの?」と疑っていたので、ハッピーエンドに着地してにっこりした。主要人物以外はハッピーエンドのための生贄の如くバタバタ死んでるけども。 死んだ人間が生き返ってもそこまで驚かれないし、死後の世界も当然のように存在する世界観で面白かったなぁ。セティとカリがお互いの価値観を受け入れながら真相に辿り着くのもすごく良かった。
  • 2026年2月14日
    ユージニア
    ユージニア
    とある町で起こった大量毒殺事件について、本当の犯人は誰だったのかを探る話。当時の関係者たちが事件を思い起こしながら語る形で物語は進む。 海が近い街に住んでたわけではないのに、小学生の頃の記憶が刺激される不思議な本だった。 第1章の語り部がだんだんと異質な人間になっていくさまが面白いし、ほぼ全ての章で語られる中心人物の皮が剥がされるような第13章も好き。 全体に漂う雰囲気がかなり良かったな。なんでか分からないけど夏になったらまた読み返したくなる気がする。
  • 2026年2月8日
    イン・ザ・メガチャーチ
    離婚した孤独感と過去の仕事の栄光を抱える会社員、うまく周囲に馴染めず将来の展望が見えない大学生、友達がおらず金銭的にカツカツの生活を続ける派遣社員。推し・ファンダム・物語への熱狂を通して三者の人生がどこへ向かうのかを見つめる話。 まじでずっと吐きそうになりながら読んだ…。 目の前に広がる現実世界だけを直視して生きていくのはしんどいし、別に推し活はしていないけど現実からの逃避が趣味なので、三者三様の生き方全てに心がキュッっとなった。 「これからの人生に還ってくるのは、これまでやってきたことよりもやってこなかったことのほうだ」という一文があまりにもみぞおちにボディブロー。 いや、でも読めて良かったです。
  • 2026年1月29日
    方舟
    方舟
    水没していく廃墟に閉じ込められ、脱出するために岩を取り除くには誰かが犠牲になって溺死しなければならないという状況で殺人事件が起こる。犯人は誰なのか、みんなを助けるために犠牲になるのは誰なのかを探す話。 すごい物語を読んでしまった。結末の満足感はアリアドネの声に並ぶけどこっちは「ぐえぇ…」って感じの呻き声が出る。 元サークルメンバーで顔見知りメンバーが揃う中で異質な矢崎家が良い味出してたな。 以下ネタバレだけど、このあと麻衣は絶対に助けを呼ばないんだろうなという確信があり…いやぁ本の余韻に浸っちゃうなぁ。
  • 2026年1月6日
    ブラックサマーの殺人
    ブラックサマーの殺人
    ワシントンポーシリーズの二作目。過去にポーに逮捕された人間が、実は冤罪だったという疑いが出てきた。本当に冤罪なのか?冤罪でないとしたらどのように証拠を捏造したのか?を仲間たちとともに突き止める話。 二作目も面白かった〜。 最初から犯人は分かっているのに、犯人がどのように欺いたのかが分からず、主人公に嫌疑がかけられ、タイムリミットもある状況の緊迫感が良い。 一作目もそうなんだけど犯人に変な魅力があって、真実を知らずにテレビでこのニュースをやってたら、普通に犯人側応援しちゃいそうなんだよなぁ。
  • 2025年12月22日
    「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策
    相手に伝わらないのは言い方の問題ではなく、人間の優れた脳みそのせいだよということを教えてくれる本。 分かりやすいし読みやすいしでページがどんどん進む本だった。 ビジネスシーンの暗黙の了解なんてものは幻想で、みんな常識や前提知識は違うからちゃんとコミュニケーション取って相手の常識を探っていこうねという話に「はい…おっしゃる通りです…」と反省するなどした。自分と相手の認知の枠組み(フィルター)は違うので、このフィルターが違っても伝わるように伝えなければいけない。いや〜難しいねぇ。 人間は忘れるし悪意がなくても記憶を書き換える生き物だというのも忘れずにいたい。
  • 2025年12月19日
    ストーンサークルの殺人
    ストーンサークルの殺人
    ワシントンポーシリーズの一作目。訳あって停職処分を受けた刑事のポー。だが、ストーンサークルで生きたまま焼かれた死体には、ポーの名前が刻まれていた。捜査に合流したポーは仲間と共に犯人を見つけられるのか?という話。 面白かった〜! 中盤、登場人物が出尽くしているのに犯人になり得る人物がいなくない?と思っていたら予想外の人物が犯人で、意外性からくる気持ちよさと、この人が犯人なら過去は…やっぱりそう…という落ち込みで心が忙しかった。 胸くそではあるんだけど、動機、殺害方法、犯人などものすごく納得感がありワクワクできるミステリーだったなぁ。
  • 2025年12月15日
    コンビニ人間
    コンビニ人間
    30代後半、フリーター、独身の女性が、コンビニで働きながら出会う人を通して普通とは何かを考える話。 私は今、この集団にうまく馴染めているだろうか?と悩むことが多いので、本の内容が刺さる刺さる。 「皆、私が苦しんでいるということを前提に話をどんどん進めている。たとえ本当にそうだとしても、皆が言うような分かりやすい形の苦悩とは限らないのに、誰もそこまで考えようとしない」という一文が響いちゃってしばらく落ち込んでたけど言語化してくれてありがとうの気持ちもある。 最後、主人公にとってハッピーな終わりでよかった。
  • 2025年12月13日
    平時の指揮官・有事の指揮官: 人を動かすには、何が必要か
    著者の経験、昭和に起きた実際の事件をもとに、平時に求められる指揮官像と有事に求められる指揮官像を比較する本。 お堅めのビジネス書を想像していたら半分自叙伝みたいな感じで楽しく読めた。著者の経歴がすごいし出てくるエピソードも強い。 有事の指揮官に求められることを実践するのは、和を重んじがちな人間にとってはかなり難しいよなぁ。平時にはアフター・ユウ、有事にはフォロー・ミー。心がけたい。
  • 2025年12月5日
    誘拐劇場
    誘拐劇場
    かつて水倉地区で起きた薬物事件の解決に協力した俳優が国会議員となった。しかしその後も水倉地区に行けば薬物が手に入るという噂があり、それを主導しているのはその国会議員だという。真相を暴くため、主人公たちが奮闘する…という話。 面白かった。表情の描き方が印象的だったな。絵として浮かぶ感じ。 主人公グループ(?)である彼方、真理子、朝雲をはじめとしたキャラクターたちもかなり良いんだけど、個人的にはそれ以上に師道がすごく魅力的に見えて、本を通しているのに師道マジックに引っかかっているような気分になり複雑だった。あんなに独善的なのに不思議だ〜。
  • 2025年12月2日
    世界のエリートが学んでいる 教養書必読100冊を1冊にまとめてみた
    世の中にある数多くの必読書について、こういう順番で読むと分かりやすいですよ、ついでにざっくり概要を紹介しますね、と教えてくれる本。 分厚い!!でも読み終わったら世界をより俯瞰的に見られるようになった気がして、プロジェクト・ヘイル・メアリーと並んで、今年読めて良かった本になったかもしれない。 各書籍がかなり分かりやすく紹介されており(とくに数ある経済学の本が体系的にまとまっていて大変分かりやすい)、著者の方も注意している通り、この本を読んで原著が分かったぜ!とならないように気をつけないといけない。でもそれくらいスイスイ読める。 紹介されている本の中で一番読みたいなと思ったのは、半藤一利著の昭和史だなぁ。いつか読もう。
  • 2025年11月20日
    九人のレジェンドと愚か者が一人
    野球界で伝説になったバーバリアンズというチームの特別番組が企画された。テレビディレクターである平尾は、レジェンドと呼ばれたメンバーたちにインタビューをする裏で、当時マネージャーだった男が起こした窃盗事件の真相を追う、という話。 題名に心惹かれて読んだ。 章ごとに一人もしくは二人の関係者に話を聞きつつ、愚か者は誰なのか?なぜ平尾は真実を追い求めるのか?の2つが明らかになっていく構成が面白かった。 真実を暴く場にテレビをいれ、当時の関係者を全員集めて犯人を暴くあたりにざまぁ味があったなぁ。
  • 2025年11月17日
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 下
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 下
    アストロファージという生物によって、だんだんと太陽の光が届かなくなる地球を救うために、主人公が奮闘する話の下巻。 びっっっっくりするくらい面白かった。この後どうなるの?どうするの?と読む手が止まらなかった。すごい!面白い! SFって何か遠いところで難しいことが起こってるなぁと思いながら読むことも多いんだけど、全然それがなかった。とにかくずっと危機感とか希望とか絶望が目の前にある感じ。 今年が終わる前に読めて良かったなぁ。しあわせ!
  • 2025年11月13日
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
    アストロファージという生物によって、だんだんと太陽の光が届かなくなる地球を救うために、主人公が奮闘する話の上巻。なお主人公は色々あって宇宙にひとりぼっちでいる。 お、おもしろい〜〜!! SFって情報量に圧倒されることが多いんだけど、すっと情報が入ってきてスルスル読めた。なんで?? 主人公といいストラットといいロッキーといい登場人物たちも魅力的すぎて、いやぁ、面白いなぁ。 これどうなるんだろう?早く下巻も読みたい。
  • 2025年11月10日
    事故物件、いかがですか? 東京ロンダリング
    通常、事故物件であることは、入居者に伝えなければならないが、一ヶ月別の人に住んでもらうことで、事故物件であることを積極的に開示しなくても良くなる…そんな事故物件浄化業、ロンダリングをテーマにした、それぞれの話がうっすら繋がっている短編集。 なんとなく手に取った本なんだけど、おもしろ〜〜い!!出てくるみんなが生きてる感じがして、特にまあちゃんのリアリティというか解像度がすごい。 前の短編で出てきた人が次の主人公になる作りと、栗木と遠藤の謎でどんどん引き込まれた。あ〜面白かった!
  • 2025年11月6日
    仇敵
    仇敵
    過去に勤めていた大銀行で、不正をしている勢力に追い落とされ辞職をした主人公の恋窪が、別の地方銀行で庶務行員をしながら過去の不正事件を暴いていく話。 読み終わってスッキリする感じが好き。主人公の恋窪と松木のコンビが有能なベテランと熱意のある若手の組み合わせで、ストーリーにハマっていて読んでて楽しかった。 銀行や警察を題材にしてる本を読むと、就業環境が体育会系というか…率直に言えば治安が悪いんだけど、本だから誇張されてるのか実際もこんなものなのか気になるなぁ。
  • 2025年11月1日
    毒笑小説
    毒笑小説
    12編からなるブラックユーモア短編集。 今は短編が読みたい気分なんだよなぁと思って手に取った。どの短編も期待を裏切らない面白さだった。個人的には「エンジェル」と「つぐない」が好きだなぁ。 でもものすごく落ち込むことがあった日に何編か読んだら、出てくる人物への同情とかいたたまれなさでクスッとこなかったので、ブラックユーモアを楽しむのにも心の余裕が必要だなぁと思うなどした。
  • 2025年10月30日
    さかさ星
    さかさ星
    親族の本家で惨殺事件があり、YouTuberをやっている主人公がネタになるかもと思いながら調査に協力していくうちに…という話。 ホラーと知らずに読んでいたので主人公と同じく「呪物?霊能者?うさんくさ…」→「本物やん!」の流れが体験できて面白かった。 何が正解で誰が信頼できるのか分からないまま読み進めるのがしんどいんだけど、最近なかなか味わうことのなかった読書体験でかなり良かったなぁ。 あとは出てくる呪物たちが人間的というか、個性的な登場人物みたいだったのが印象的だった。
  • 2025年10月23日
    一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方
    10代20代の頃より記憶力が悪くなって頭の回転も悪くなったんだよなぁよなぁ〜という大人に向けて、脳の機能と大人向けの勉強方法について教えてくれる本。 脳の最盛期は40代でそれ以降も成長するというのは希望が持てる。 本に書かれていることは全体的にかなり参考になるけど、 ・脳は基本的にサボり癖がある。運動系脳番地が動くと他の脳番地も働き出すので、頭が働かない時には体を動かすと良い。 ・繰り返し入ってくる情報は長期記憶に送られるので覚えたい情報と触れる回数を多くする。復習大事。 ・使わない脳機能は衰えていくし、よく使う脳機能も使いすぎると衰えていくので、使わない脳機能を使うよう意識する。 このあたりをちゃんと活かして仕事や勉強をするようにしたいなぁ。
読み込み中...