haku "あたしたちよくやってる" 2025年7月18日

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@itllme
2025年7月18日
あたしたちよくやってる
エッセイ、コラム記事、短編小説、色んな文章が詰まった一冊。 この作品を読んでもっと山内さんの1冊を読みたくなった。 どの文章もわたしの心をほんの少し動かしてくれた。笑ったり、背中を押されたり、 共感したり。 読み終わって印象に残っているのは 「あこがれ」「わたしの京都、喫茶店物語」「50歳」の3つ。 これはきっと、読んだ時期やそのときの悩みによっても変わるのだと思う。 「あこがれ」 は実際に会ってみたあこがれの人が想像とは違うっていう話だけど、共感だった笑 笑っちゃったな。 「わたしの京都、喫茶店物語」 この文章を読んだからでしょうか。わたしはもれなく今、喫茶店にいます。 そして、京都に住みたいのです。 「50歳」 わたしは多分、この文章を柏原さんの目線で読んでいたと思う。 牧野が柏原さんに言った言葉、いや、エールかな。 "「少しでもやりたいって思えることをやらないと、もったいないから。若いんだから、自己中に生きていいよ」 そしてそのツケは、あとで返せばいい。" "自分のために生きたいと思える、迷える若い女性に幸あれ。" そして、こうやって言葉にした自分のことを"まだまだわたしは、本当の大人とは言い切れない、ちょっとだけ変な大人なのでした" と牧野が締めくくるところまでとても好きなのです。
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