勝村巌
@katsumura
2025年7月20日

カラー版 世界写真史
飯沢耕太郎
19世紀前半に開発されたカメラ。カメラが捉える写真には記録的な側面と芸術的な側面がある。記録性と表現性が写真技術の発展、社会の変化などとどのように関連してきたのかが、分かりやすく整理されている本。
時代時代のおさえておくべき作品が図版としてしっかり掲載されているので、直感的に分かりやすい。少し古い本なのでデジタルやSNS時代の写真論まではカバーできていないが、基本はこれでおさえられる。カルチャーとしての写真に興味のある方はまずはここから、という一冊。



