ATP
@atp
2025年7月21日

監禁依存症 (幻冬舎文庫)
櫛木理宇
読み終わった
この三部作を今読めてよかった。
フリートやTwitterや性犯罪の判例など、今の空気感を強く残す作品である。女性が感じている理不尽を、苦しみを、足掻きを、ここに残してくれてよかった。
ただ、これはあくまでフィクションであり、むかつく悪人を痛めつけてスカッとするタイプのストーリーであるということを忘れてはならない。
我々のリアルに真千代はいない。これを読んでスカッとして、それで終わらせてはいけない。これは自戒である。
参考文献を片っ端から読んでみようと思う。