
朝日出版社
@asahipress
2025年7月23日

100の指令
日比野克彦
出版社より
オノ・ヨーコに『グレープフルーツ・ジュース』(講談社文庫)というとても面白い本があります。
「地下水の流れる音を聴きなさい。」とか「想像しなさい。西から東へ一匹の金魚が空を泳いでいるところを。」とか書かれているだけなのですが、なぜか不思議と体が軽くなるような感覚になりました。
ジョン・レノンもこの本から影響を受けて「イマジン」を作ったそうです。
さて、この『100の指令』も、自分の内に秘めたイマジネーションを解き放ち、行動へとうながします。
例えば「一番遠くに見える小さいものの中にある一番大きいものを想像しよう。」とか「空から落ちてくるものを空を見上げながら探してみよう、もしくは想像してみよう。」とか。
今まで考えもしなかったことがこんなにもある。
メディテーションとしても使えるし、詩を読む感じでも読めると思います。



