
oheso
@oheso
2025年7月27日

モリでひと突き
栗岩薫
読み終わった
@ 自宅
山形大学在学中にサークル活動としてモリ突き式の魚取りにハマり、そのまま国立科学博物館の魚類の研究者になっていく著者の学生〜社会人の記録。
魚取りがいかに楽しいかが素直に綴られていて、無謀で仲間との距離が近く発見ばかりの青春時代が眩しい。
著者も作中で触れているが、「青春」が「経験」によって失われていく寂しさと「経験」を積み上げた先にまだ何かあるかもしれないと信じたい瞬間みたいなものも描かれていた。あと魚が食べたくなります。