
masaki
@masaki-yamasaki
2025年7月28日

読み終わった
体調を崩していて、久しぶりに読み終わった一冊。
黒井千次「たまらん坂」を読んでいる最中に、原広司設計の住宅に泊まる機会があり、そこで、原と黒井の対談本を見つけたのが、この本。
都市と文学(言葉)の交差のようなところを長らく考えている中で、「空間」の描写について対談が進んでいく。これだ、という接合点こそ出てきはしないものの、それこそが、考えていきたいテーマなのだなと思う。
1985年出版の本でも、一歩踏み込んで考えてきた人たちの話は、手前に辿り着いた、または辿り着きそうくらいのところだよ、まだ、ということを知らせてくれるような気がする。