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masaki
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@masaki-yamasaki
都市・まちづくりの研究者 読書は、都市や地域、思想や社会、文学や詩、写真など。 「まち」をテーマにした、ブレンドコーヒー、文章、写真の作品を作っています。
  • 2025年6月6日
    地域を価値づけるまちづくり
    丸善本店で、別の本を探していたら、たまたま背表紙のタイトルが目に止まって買った本。なかなか骨太な本で、良いヒントがあった。 尾道のまちづくりの地域経済学的な研究が豊富だが、どちらかというと、地域の取り組みを詳細に記述しているので、最近の尾道のまちづくりの取り組みを知りたい場合、よいガイドブックにもなりそう。
  • 2025年6月3日
    社会的インパクトとは何か
    社会的インパクトとは何か
    何回目かの再読。約10年前に書かれた本なので、抽象的な記述も多く、最近の本を読んだ方が、様々な取組の具体的蓄積も読めて分かりやすいが、変わらない部分というか、根本的な部分は、この本で軸を確認できる。
  • 2025年6月3日
    インパクト評価と価値創造経営ーSDGs・ESG時代におけるサステナブルな価値創造の好循環をめざしてー
    インパクトと価値、というキーワードで、色々と議論が広がる。業界の潮流から、最新(2023.10)の情報が、多方面に整理されていて、専門外には助かる一冊。
  • 2025年5月31日
    インパクト評価と社会イノベーションーSDGs時代における社会的事業の成果をどう可視化するかー
    社会的インパクト評価の、概念と具体的方法のあいだ、というような内容。具体的方法は、かなり専門的・テクニカル的になるので、その手前というところだが、どのような手法や機関があるか、導入には良い。 同種の本が少ないこともあるが、業界の全体潮流を知るには良い。 インパクト概念、よくここまで欧米で育てられたという印象と、日本にどこまで浸透して、メインストリーム化できるのか。良い概念だと思う。
  • 2025年5月29日
    インパクト投資入門
    並行して読んでいた一冊も読み終えた。先日読み終えた他の本と概ね同じことを書かれていて、だいたい業界の雰囲気をつかめた。
  • 2025年5月28日
    ESG投資の成り立ち、実践と未来
    社会的インパクトを学び進めるにあたり、ESGとの立ち位置を確認。ESGとインパクトの明確な違いを、世界的潮流や背景を下敷きにして説明されている。 コンパクトで、全体の業界の状況を知るには十分な一冊。
  • 2025年5月28日
    インパクト投資
    インパクト投資
    並行して日本人の書かれたインパクト投資の新書を読んでいる。二冊とも大体同じような業界の流れが書かれているので、雰囲気はこれらで掴める。 金融資本主義に代われる可能性を皆で世界中で追い求めていると知れる。ベストなやり方かは誰も分からないだろうけれど、社会が居心地よくなるための、一番、今現実的な取り組みのように思える。
  • 2025年5月21日
    「地域の価値」とは何か
    「地域の価値」とは何か
    「価値」とは何かを数冊読み進めている中で、どんぴしゃのタイトルの本書を見つける。 地域経済学の分野で議論されていた研究会メンバーのアンソロジー的論集。この種の書籍でよくある著者が様々にいるパターンで、前半の理論的解説は参考になりつつ、後半に行くにつれて、内容や粒度がバラバラとしてくる。 全体として、依拠している文献が似ているところから、この界隈で議論されていることが、各章の参考文献を見れば一覧となっている辞書性として機能しそうな点は良さそう。 ここでもアクターネットワーク(主にカロンの論)が出てくるのか。本当に幅広い分野に影響を与えている。
  • 2025年5月17日
    価値論
    価値論
    550ページ超えの厚本、GWから二週間以上かかってしまう。訳者解説が100ページほど(これが本書の理解をかなり助けてくれる訳だが)。 グレーバーの本は初(ブルジットジョブも読んでいない)だが、訳者のおかげか、とても読みやすい。リズムが良い。ただ内容は、人類学的思索が錯綜して(解説にもこう書かれている)、大変だ。 「価値」とは何か、並行して、数冊読んでいる。かなり根深く、答えは出なさそうなことはわかってきた。 ポスト・ポスト構造主義的で、アクターネットワークと通ずる構造論(可変的に構造を捉える)を語る場面がいくつかある。しかし、ANTの「アクターを追え」とは違い、より良い政治を行うために、構造的枠組みを可変的な前提の上、用いることは有用のような話が、トランジションシティ論とも通じて、都市や地域の分野でも援用しやすそうであった。いずれにしても、数回読まないと、きちんと理解できない。
  • 2025年5月2日
    都市社会学を学ぶ人のために
    良書。必要最低限の内容が、無駄を削ぎ落として、論文のように詰め込まれている。けれど、読みやすく、理解しやすい。特に、編者の玉野先生の部分は分かりやすい。
  • 2025年5月1日
    じゃむパンの日
    笑った。それも何度も。腹をかかえて。装丁がとても大人しいから、まさか、であった。 この小刻みなテンポがいい。そういえば前から、言葉を詰め込んだ早口のような曲が好きだった。このテンポ、この前買いた文章にも影響を与えた。たぶんこれからそっと影響を与えてくると思う。 島田さんのおすすめということも、なるほど分かった。「初子さん」も届いているので、続いて、ちびちび読もう。
  • 2025年4月24日
    社会的なものを組み直す
    社会的なものを組み直す
    全577ページ、ああ長かった。途中、筋トレしているようであった。 何々ではない、何々ではない、、、と外堀を埋めるように主張がされるので、長さを感じる。そう思うと、途端に大事な話が来るので油断できない。 ただし内容は、情熱的で、誠意があり、多くのヒントがあって、とても勉強させていただいた。何度も開きに戻ってくるであろう。
  • 2025年4月17日
    社会の構成
    社会の構成
    なかなか読むのに苦労した。元の文章か、翻訳の文章のせいか。 トランジションの文脈でも依拠される、ギデンズの構造化理論の集大成的な本を一通り読んでおく。
  • 2025年4月16日
    移動する地域社会学
    アクターネットワーク理論を日本に広めてきた一人の新単著。とにかく前半の理論説明が、丁寧で分かりやすい。後半の事例研究は、あとがきにもあるように、これまでの自身の研究成果を集めた形になっているので、やや前半ほどのインパクトは薄い。ただ、アクターネットワーク理論を、どのように地域社会の実践や研究に応用するかの参考と限界を知ることができた。
  • 2025年4月10日
    原因を推論する -- 政治分析方法論のすゝめ
    こちらも研究の方法論の名著として名が上がる本。高根の「創造の方法学」の方が、個人的には好きだった。 もちろん参考になる部分はたくさんあったが、主に学生向けに書かれていてか、学生の気を引くための定量分析例(所得とか、就活とか、成績とか)が多く出てくるのと、肝心の分析方法自体は他の書籍に譲る、という流れで、こういう授業学生時代苦手だったなと思い出した。 (まさか読み始めてから12年ぶりに新版が発売されるとは、、、)
  • 2025年4月8日
    カステーラのような明るい夜
    カステーラのような明るい夜
    特別に何もない日でも、亀之助の詩を、日本酒ちびちびして読めば、何かがあったような気がする
  • 2025年4月7日
    社会科学のケース・スタディ
    社会科学のケース・スタディ
    トランジション研究で、よく依拠される方法論の書。翻訳が意訳になっていないので、かなり読み進めるのが辛かった。持久走のように読みきった。 どんどん複雑で、抽象的になる社会を、どのように科学し、工学するか。まだまだこれから始まるところであろう。
  • 2025年4月7日
    日本の写真家〈40〉須田一政
    須田の主要な日常の写真が並ぶのとともに、思想の解説が充実していて、理解が進む。
  • 2025年4月7日
    創造の方法学
    創造の方法学
    社会科学の方法論の古典と言われている一冊。 まさに古典的として相応しい。 とても基礎的なことを、丁寧に綴られる。これが出来ていない人は、私も含めて多い。 加えて、本書は、著者の研究者としてのエッセイとして展開していく。このバランスが、古典的たらしめているのではないか、と思う。 「半世紀前まで、エジソンやライト兄弟のように、理論を知らぬ町の発明家が、歴史的に重要な発明、発見を行うことが可能であった。 しかし現代(1979)においては、高度な理論を駆使すること無しには、重要な発明や発見を行うことは、もはや不可能である。」 この文から、35年が経った昨今、都市やまちづくりでは、どちらかというと、理論より実践が先行・優先されるような状況が続いている。このバランスも考えなおさせてくれる。
  • 2025年3月28日
    アクターネットワーク理論入門
    アクターネットワーク理論入門
    2回目の読了だったが、1回目に比べて理解度がかなり深まった。アクターネットワークをきちんともう少し掘り下げよう。
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