神木紗由 "うちの執事が言うことには9 ..." 2025年7月23日

神木紗由
神木紗由
@kamiki_sayu
2025年7月23日
うちの執事が言うことには9 (角川文庫)
いよいよ最終巻だと思うと感慨深いですね。続編はあるけど。 ①「賢者の懐中時計」。主従回、花穎君と衣更月さんは随分「いい感じ」になったなあとしみじみしますね。可愛らしい。大人の思惑も垣間見えて良いですね。 ②「ロバの耳」。大学回、石漱君と呪いの絵の話。嗣浪先生がいい味出しているとともに、その役をお願いする花穎君の文句が素敵。そして鳳さんがすごすぎてすごい。 ③「野良犬と雀」。沢鷹兄妹回、アントルメ・アカメ近くの個人ケーキ店からクレームが入った話。沢鷹兄妹が赤目君に雇ってもらった経緯などを絡めつつ。沢鷹兄妹と赤目君が探偵をする回は手際が良いね。 ④「眠れる森の」。オールスター回、連続通り魔(?)事件。執事同士で情報共有してるの良いなあ。夏目君は災難だったとしか。犯人はまさかのあの人でびっくり。花穎君の立ち回りが堂に入ってきましたねえ。にこにこしちゃう。 ⑤「エピローグ」。大人の思惑再び。これはシリーズ全体のエピローグということでいいのかな。いやあ最初に比べて2人ともだいぶ打ち解けたなあ。まだまだ成長過程にあるこのコンビ、次シリーズも楽しみ。
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