
note103
@note103
2025年8月4日

バリ山行
松永K三蔵
読み終わった
オーディオブックで聴いていたけど、後半に入ってからどんどん先が気になって、たまたま以前にブックオフで買っていた受賞時の掲載分で続きを一気読み。面白かった。
皆が皆言うように、やはり妻鹿さんが面白い。一方でそれに反感を覚えていく主人公にはなかなかな感情移入できず。独りよがりで、幼い人と感じられてしまう。もちろん、そのように描いたからだろうけど。そこがもっと説得力あればと思ったけど、むしろこのぐらいの方が現実に近いのかも。
芥川賞ではあるけど、直木賞的なエンタメ感も感じた。

